六甲高山植物園 絶滅が危惧される貴重な花「ヒゴタイ」8月下旬まで見頃です!

六甲山観光株式会社が六甲山上で運営を行っている六甲高山植物園では、絶滅危惧種の「ヒゴタイ」が開花しました。

「ヒゴタイ」はキク科の多年草で、鮮やかなブルーと、てまり型の花が特徴です。草原のお花畑のエリアで、黄色のオミナエシと一緒になって咲く様子は秋の到来を感じさせます。爽やかな風に揺れる姿は涼しげで、夏の暑さを忘れさせてくれます。
人気朝ドラマの主人公のモデルである牧野富太郎の特別展示【六甲山ボタニカルフェア】六甲高山植物園開園90周年特別企画「牧野の足あと~神戸で見つける博士と植物~」は8月15日(火)まで会期を延長しましたが、好評につき代表作「大日本植物志」の展示は、11月23日(木・祝)まで行います。

■ヒゴタイ(キク科)

やや乾いた草原に生える高さ1mほどの多年草です。かつてはよく見られた花ですが、生育場所である草地の減少により現在では数が減っています。九州でややまれに見られ、本州ではほとんど見られず、環境省のレッドデータブックでは、絶滅危惧II類(VU)に分類されています。トゲのようなものは一つ一つが小さな花で、たくさんの花が集まって一つの球体を作っています。現在、園内に咲く「ヒゴタイ」は見頃を迎えており、8月下旬頃までお楽しみいただける見込みです。

◆営業概要

【開園期間】~11月23日(木・祝)
【開園時間】10:00~17:00(16:30受付終了)〈8月11日(金・祝)~15日(火)は9:00開園!〉
【入園料】大人(中学生以上)900円/小人(4歳~小学生)450円
【駐車場】1,000円(8月11日(金・祝)~15日(火):2,000円)


六甲山ポータルサイト https://www.rokkosan.com/

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