■ミルクロード(ツーリングルート)

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爽快な高原道路と数々の絶景展望台

ラピュタの道で有名になりましたミルクロード。地震で崩落したラピュタの道は現在も封鎖中で、残念ながら再開の目途はたっていませんが、阿蘇の北麓を縦断するやまなみハイウェイに対して、阿蘇の北麓を横断するミルクロードは山の稜線上を走るため眺めも良く、阿蘇らしいスケールの大きい光景を望める高原道路です。(阿蘇の)ミルクロードは阿蘇市の国道57号線との交差地から、大津町の道の駅大津付近までを繋ぐ各県道の総称で、距離が約45kmになります。今回は国道57号線側から入って大津町へと至るルートをご紹介させて頂きます。

ミルクロード

国道57号線側のミルクロードの起点は、道の駅 波野の西方からスタートして牧草地を走りますが、エル・パティオ牧場で合流する県道11号線(やまなみハイウェイ)の方に城山展望所という好眺望の場所がありますので、国道57号線から エル・パティオ牧場までは県道11号線、もしくは県道213号線から県道11号線と進んだ方が良いかもしれません。

城山展望台

城山展望台では眼下に田畑、そして阿蘇五岳が望めて、ソフトクリームも食べられます。さて、 エル・パティオ牧場から県道11号線で北へと進む1kmほどの区間は、ミルクロードとやまなみハイウェイとの並走区間になり、そして、県道11号線から離れて、ミルクロードは県道45号線に入り西上します。遮るもののない、爽快な高原道路の走りが満喫できます。

ミルクロード

しばらく走ると扇谷展望所があり、その先には著名な大観峰 展望所があります。 大観峰 までは駐車場から徒歩10分ほどになります。眼前に阿蘇五岳が見える、360度のパノラマ展望所で、壮大なスケールで雄大な自然を感じられる、まさしく絶景地です。駐車場には売店やレストランもありますので、是非、ここで休息を取りたいところです。

大観峰

さて、 大観峰の景観に後ろ髪を引かれながら、再びミルクロードに入り、西に向かいます。途中で阿蘇乗馬クラブへと向かう道の右折しますと、唐揚げが美味い阿蘇高原カレーがあります。爽快に牧場のある高原内の中を走って行きますと、やがて、阿蘇スカイライン展望所に到着します。

阿蘇スカイライン展望所

雲海を見る名所ではありますが、日中に訪れても 大観峰 とはまた違う好景観を見ることができる展望所です。そして、その先には西湯浦園地展望所が(300円)があります。

西湯浦園地展望所

展望所が続きますが、それだけ、この区間からの景観が素晴らしいということですので、できれば各場所を立ち寄って行きたいところです。さて、西湯浦園地展望所の先で直進しますと菊池阿蘇スカイラインになり、南下する県道339号線がミルクロードになります。そして、県道339号線に入って2kmほど走りますと、かぶと岩展望所に着きます。

かぶと岩展望所

ここも雲海スポットして有名な展望所ですが、トレイもありますのちょっと立ち寄って小休止するのによいところです。道を挟んだところには「すすきの迷路」というススキの群生地があります。そこから3kmほどミルクロードを南下した場所に、以前、ラピュタの道と呼ばれていた場所があります。

ラピュタの道だった場所

今は崩落して、その雰囲気は失われてしまってはいますが、まだ多くの観光客が訪れていく場所です。狩尾牧場へと向かう道から、上画像のように高台からの景観を望めます。それ以降は、著名な展望所はなく、道中には、豊後街道の二重峠石畳という、加藤清正が整備した石畳の道がありますので、ちょっと立ち寄って見ていくのもありかもしれません。

豊後街道 二重峠石畳

そのままミルクロードを進んで行きますと、徐々に交通量が増えて、大津町内に入ります。そして、県道339号線を左折して、すぐに国道57号線を右折しますと、道の駅 大津に到着いたします。ちなみに、道の駅 大津から国道57号線をそのまま西へ13kmほど進みますと、九州自動車道の熊本ICに入ることができます。

総走行距離~約48km

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