■利尻島(ツーリングルート)

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利尻富士の眺望地を巡る

稚内からフェリーで1時間40分。江戸時代には会津藩士も任で訪れた北の島です。島の中心にそびえる利尻富士と呼ばれる利尻山が有名で、一周約60kmの島ながら、基本的には利尻富士を愛でる眺望地を巡るツーリングルートになります。フェリーで40分ほどの礼文島と合わせて訪ねたい島です。

利尻富士

北海道の最北の地、稚内市の西の洋上にある円形の島で、面積は約182㎢で、一周は約60kmになります。島の中心部には、利尻富士とも呼ばれています。標高1,721mの利尻山がそびえています。島へのアクセスは、稚内港からフェリーに乗って利尻島の鴛泊港まで約1時間40分。乗船料金は、2等船室で片道2,770円にプラス、バイク125cc未満が3,610円、750cc未満が5,410円、750cc以上が7,180円になります。ですので、750cc以上のバイクでソロツーリングで利尻島に渡島すると、往復で約2万円かかることになります。

鴛泊港(利尻島)

ちなみに、新千歳空港から利尻空港まで、ANAで1日1便のフライトがあります。また、 鴛泊港にはレンタルバイク(50ccスクーター)もあります。さて、まずば、鴛泊港にあるペシ岬展望台に。

ペシ岬

ペシ岬は鴛泊港にある岩山で、高さ93mながらハードな道を上ると 頂上部に展望台があり、礼文島、鴛泊港、利尻山の好眺望を望めます。また、小さい鴛泊燈台がとてもフォトジェニックです。ちなみに麓には、蝦夷地防衛の任で亡くなった会津藩士のお墓があります。

さて、道道108号線(利尻ファンタスティックロード)で海沿いに島を一周いたしますが、より海に近く走れるように時計回りで島を一周したいと思います。 鴛泊港を後にして、道道108号線を右回りに周りますと、3.5kmほど先で山側に入る道の途中にある駐車場から数分登ると姫沼展望台があります。

姫沼展望台

姫沼展望台からはペシ岬の好眺望が望めます。そのまま、その道を進みますと姫沼(駐車場あり)があり、沼越しに利尻富士がとても綺麗に見えます。

姫沼

再び道道108号線に戻り、海沿いを南下します。海沿いを走っていますと、 海辺に絶妙なバランスでのっかっている観音岩があります。そのまま、道道を南下して行きますと、白赤のコントラストの石埼灯台があり、そのそばには灯台が見える二ツ石海岸公園があり、ちょっと休憩ポイントにお勧めです。その後、利尻島の歴史を学べる利尻島郷土資料館のある鬼脇地区を過ぎますと、道道沿いにオタトマリ沼があり、利尻富士が望めるほか、湖畔にはレストハウスがあり、お土産屋やホタテのバター焼きなどを買うことができます。

オタトマリ沼

また、 オタトマリ沼と道道を挟んだ海側には沼浦海岸があり、そこには沼浦展望台があり、北海道の名菓の白い恋人のパッケージで有名な利尻富士の景観をのぞむことができます。

沼浦展望台より利尻富士を望む

そのまま道道を南下して行きますと、利尻島の南部に入り、南浜湿原に。ここの小さな南浜湿原からも利尻富士を望むことができるほか、たくさんの植物がはなを咲かせています。

メヌウショロ沼

そして、道道を離れて利尻島の最南端部に行きますと、赤白のコントラストの仙法志埼灯台が立っています。そして、その先には仙法志御崎公園があり、周辺には漁師直売の店があり、名産のトロロ昆布を食すことができます。海沿いの道を走りますと、再び海沿いにしまを周遊する道道108号線に出ます。やがて、島の西部に入りますと、海沿いに神居海岸パークがあり、自然のウニ採り体験ができます。また、海岸にはカムイテラスという好景観ポイントがあります。

カムイテラス

カムイテラスから海岸線沿いに道道を北上しますと、沓形岬に到着。赤と白の小さな沓形埼灯台があります。この沓形岬からも、利尻富士の好眺望が望めます。

沓形岬

ちなみに、沓形地区から利尻山方面へと向かう狭路があり、15分ほど走りますと利尻山見返台公園 駐車場があり、ここから急な階段も含めて10分ほど登りますと利尻山見返台展望台があります。好天時であれば、利尻富士と沓形の町の好景観が望めます。

利尻山見返台公園から沓形の町を望む。

再び、 沓形の町に戻り、道道108号線に入り、海沿いを北上します。島の北部の海岸線沿いには富士野園地があり、園内には富士野園地展望台があります。

富士野園地

また、その少し先には夕日ヶ丘展望台があり、利尻富士や鴛泊にあるペシ岬、また好天なら礼文島を望むことができる好眺望地です。

夕日ヶ丘展望台

そして、 夕日ヶ丘展望台 から道道を進むと、 フェリーターミナルがある鴛泊港に到着して、利尻島を一周し終えます。

総走行距離~約72km

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