ワインディングでのスポーツ走行を楽しみたくなるバイク

ストリート用にチューンされたスーパースポツバイクのGSX-R750のエンジンを搭載するGSX-S750。 そのエンジンは、水冷4サイクル直列4気筒DOHC4バルブ749㎤で、 最高出力は83kW(112PS)/10,500rpmを、最大トルクは80N・m(8.2kgf・m)9,000rpmを発生します。

最高出力は112PSもあるものの、とてもスムーズでアクセルが回しやすいエンジンです。特に低回転時はローRPMアシストの恩恵か、極低速で走っても、エンストすることなくきちんと綺麗にエンジンが回ってくれるので安心感が高いです。

そして、何といっても車体がコンパクトです。同社の250ccバイクのVストローク250と比べても。全長でー25mm、全幅でー95mm、全高では240mmも小さいです。フレームは鉄製のため車重は200kgを越えて212kgにはなりますが、112psも発生する水冷直列4気筒を搭載しながら、とてもコンパクトな車体となっていて、まさに、スーパースポーツバイクGSX-Rのエンジンを搭載しながらストリートを快適に走れるバイクです。

装備的には、前出しましたローRPMアシストやスズキイージースタートシステムのほか、3モードのトラクションコントロールを搭載。昨今の電子制御満載のバイクから比べますと比較的シンプルな装備ながら、逆に左ハンドルバーにあるスイッチでトラクションコントロールモードの選択するのみなので、とても分かりやすいです。
インストルメントパネルはフルLCD。

シンプルながら、スピードメーター、タコメーター、オドメーター、デュアルトリップメーター、ギヤポジションインジケーター、水温計、燃料計、時計など、パッとみて分かりやすいパネルです。

さて、実際にエンジンをかけてみますと、直列4気筒ビッグバイクの排気音らしい低音のサウンドが響きます。但し、リッタバイクのそれとは違って、アクセルを回すと比較的、軽い感じで吹けあがります。

跨るととてもコンパクトな車体で、メーターも下目にあるため、目の前のハンドルにポンと手をかけたすぐ先に路面が見える感じです。

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