■霧島・桜島(ツーリングルート)

二つの活火山を巡る

フェリーから見た桜島(鹿児島県)

霧島山と桜島という二つの活火山を周遊するツーリングルートです。各々の火山ともに噴火警戒レベルによっては通行止めや立ち入り禁止になることがありますので、あらかじめ気象(噴火)情報を確認しておくことをお勧めいたします。その分、自然の力を感じられる場所が多く地球の息吹を感じることができます。霧島、および桜島の展望所は多くありますので、事前に確認してある程度チョイスしてから訪ねた方が、同地でどこに寄ろうか迷わなくてよいかと思われます。

総走行距離~約160km

東九州自動車道の小林ICを下りて、生駒高原へと向かいます。 生駒高原は秋にはコスモスが咲き誇り、とても綺麗です。

ちなみに、生駒高原花の駅もあります。そして、生駒高原からは、走りがとても楽しいえびのスカイラインに入ります。道中には七折の滝や相聞の滝、不動池などがありえびの高原を抜けていきますが、硫黄山の噴火警戒レベルやガスの濃度が上がったりしますとえびのスカイラインは通行止めとなりますので、事前にご確認されることをお勧めいたします。えびのスカイラインが通行止めの場合は県道104号線(ひなもりファームウェイ)、そして国道223号線(霧島バードライン)で御池展望台、霧島神宮を巡り丸尾滝に向かいます。

なお、えびの高原には韓国岳展望所や30分ほど歩きますが二湖パノラマ展望台などがあります。

霧島連山硫黄山の風景

霧島~日本で初めて国立公園に指定された場所で、また高千穂とともに日本神話を伝える場所でもあります。標高1700mの霧島山(韓国岳)がそびえ火山活動が続いているため、噴火レベルにより立ち入り禁止になることも多い場所です。霧島ジオパークとして日本ジオパークに登録されています。

また、道中の大浪池登山口から登山になりますが徒歩30分ほどで大浪池休憩所が着き、大浪池と韓国岳の好眺望を望むことができます。

大浪池と韓国岳

そのまま、えびのスカイラインを進みますと新湯展望台があり、その先で霧島公園小林線(県道104号線)との分岐路になりますが、右に沿ってえびのスカイラインを走り続けます。しばらく走りますと、桜島が綺麗に見える展望台があり、そこら中から噴気があがる硫黄谷噴気地帯公園があります。近くに硫黄谷庭園大浴場という温浴施設がありますので、よければ立ち寄り湯をしてみるのもよいかもしれません。そして、その先の霧島温泉郷に着きます。

ここで是非立ち寄りたいのが、霧島温泉の近くにあります温泉水の滝の丸尾滝です。

高さ23mの幅広の滝ですが、駐車場からも近く、温泉水の滝ということで一見の価値ありです。そして、国道223号線を南西へと進んで行きますと新川渓谷があり、和気神社の近くに犬飼滝があります。

高さ36m、幅22mの犬飼滝は、和気清麻呂や坂本龍馬が眺めたことのあるという滝で、急階段ですが300mほど歩きますと滝壺展望台に行けます。また、犬飼滝の近くには熊襲穴という古代の南九州に住んでいたといわれるクマソが住んでいたと言われています穴がありますので、ご興味のある方は、是非。

そのまま国道223号線を進みますと隼人町に入りますが、市街地を通ることになりますため途中で県道473号線に入り、市街地をスルーする方がいいかもしれません。やがて国道10号線に突き当たりますので、右折して鹿児島湾沿いを走ります。途中に桜島の遠望が望めます小浜海水浴場があります。そして国道10号線を進んで行きますと、途中、海側に入ったところになぎさ公園あいらがあり、桜島の好眺望を望めます。

なぎさ公園あいらから見る桜島

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