■耶馬渓(ツーリングルート)

目次

日本三大奇勝と日本の棚田百選と日本の滝百選

耶馬渓(大分県)

日本三大奇勝にして日本新三景にも選ばれています名勝の耶馬渓。本耶馬渓のほか裏耶馬渓、深耶馬渓と耶馬渓を満喫しつつ、日本の棚田百選に選ばれています山間にあります両合棚田を見つつ、日本の滝百選に選ばれています西椎屋の滝、そして東椎屋の滝と巡るルートです。周囲には日本百景の英彦山や名湯の由布院や別府など見どころも多く、また高速網も充実していることから、DOKOIKOでは同地域の名所を巡るツーリングルートをご紹介致していますが、ご自身のご興味やご日程に応じてリルーティングされて見られることをお勧めいたします。

総走行距離~約140km

東九州自動車道の中津ICから中津日田道路に入り田口ICで下ります。そして県道697号線を走り国道212号線に突き当り左折しますと、耶馬渓橋、そして耶馬渓のシンボルでもあります青の洞門と競秀峰があります。

耶馬渓~大分県にある山国川沿いにある渓谷で、日本三大奇勝、日本新三景、日本遺産、そして名勝に選ばれている景勝地です。青の稲門や競秀峰などがある著名な本耶馬渓のほか、紅葉の名所の深耶馬渓、そして裏耶馬渓や奥耶馬渓ほか、同地域の各所に点在しています各耶馬渓の総称として耶馬渓と呼ばれています。

ちなみに、4月中旬から5月上旬にかけてはネモフィラが咲き誇りとても綺麗です。

そして、そのまま山国川に沿って国道212号線を南下しますが、途中で一度国道500号線に入り2kmほど走りますと古羅漢があります。

古羅漢とは羅漢寺の向かいに広がる丘陵で、天然岩屋に石仏、毘沙門天磨崖仏などの史跡があります。

さて、再び国道500号線を戻り羅漢寺橋を越えて国道212号線を左折します。途中で馬溪橋を渡り旧道に入りますと、旧耶馬渓鉄道平田駅や旧平田郵便局などがあります。

町中を通り、再び山国川を渡り国道212号線に戻ります。もみじが綺麗な御霊神社や、またその先を進みますと耶馬渓ダムがあり、そのふもとにこちらももみじが綺麗な耶馬溪ダム記念公園 溪石園に着きます。

溪石園を散策した後、国道212号線を進み、途中で県道702号線に入り深耶馬渓へと向かいます。そして、奇観の伊福の景があり、近くには後藤又兵衛の墓や合格祈岩などもあります。

裏耶馬渓からメイプルファームロード耶馬を通り深耶馬渓トンネルを越えて、突き当りの県道28号線を南下しますと深耶馬渓に入ります。露天風呂から深耶馬渓の眺望が望めます深耶馬温泉館もみじの湯があり、そして渓谷美を楽しみながら走りますと深耶馬渓を代表する一目八景展望台に到着します。

一目八景は岩場に樹々が絡んだ好景観が望める景勝地ですが、紅葉の名所でもあり、紅葉時には大渋滞にもある場所ですのでご注意を。

そして、そこから渓流美を眺め楽しみながら県道28号線を10kmほど南下しますと国道387号線と交差しますので、左折して国道に入ります。道中には東奥山七福神という景観地があり、やがて日出生川沿いを走り右に入りますと西椎屋の滝の駐車場があります。

駐車場から階段を3分ほど下りますと展望台があり、日本の滝100選に選ばれています落差83mの西椎屋の滝を見ることができます。そして再び国道387号線に戻り北上しますと、途中に樹齢1300年の西椎屋の大銀杏が、そして宇佐のマチュピチュ展望所があります。

後ろにそびえる岩山など本家のマチュピチュと似てなくはないな…とは思いますが、話のネタのちょっと止まって写真を撮られるのもよいかもしれません。ちなみに本家の世界遺産マチュピチュはこちら↓になります。

世界遺産のマチュピチュ(ペルー)

そのまま国道387号線を進み南院内の町中に入りましたら、狭路になりますがいんない余温泉へと向かう山道に入ります。そして、いんない余温泉を越えて余の滝 駐車場に。駐車場から徒歩5分ほどで余の滝に着きます。

余の滝は落差48mで岩肌を末広がりになって流れ落ちる美麗な滝です。そして余の滝の先を進みがありますますと、日本の棚田百選にも選ばれています両合棚田があります。

かなり山深いところにありますが立派な棚田で、風情のある両合川橋や農村の景観とともに日本の原風景を感じさせてくれる場所です。但し、その先山道は行き止まりになりますため、来た道を戻り再び南院内の町に戻ります。そこから、北に向いますと宇佐に、東に向かいますと別府に、そして南に向かいますと由布院といろいろなルーティングが可能ですので、ご自身の興味によって走られる道を決められると良いかと思います。

DOKOIKOでは今回、できるだけ一筆書きのルートで福貴野の滝と東椎屋の滝を見るために、迂回路にはなりますが南院内の町から県道409号線を走り一度南下してから突き当りの県道679号線を左折するルートをご紹介いたします。しばらく走って深見ダムの先の突き当りを左折して県道50号線を北上し、福貴野の滝 展望台の駐車場に向かいます。

落差65mの福貴野の滝は駐車場から展望台まで徒歩5分ほどですが、駐車場から滝壺までも5分ほどで行けるのがうれしい滝です。かなり水量もあり迫力のある福貴野の滝は見ていてとても壮観です。

そして、県道50号線に戻り再び北へと向かいますと、やがて安心院の町に入ります。町内には歴史は浅いですが深見の朱色の五重塔があります。そして竜王郵便局の横の道(両院ふれあいロード)に入り東に進み、途中で県道659号線を南下して国道500号線に入り南へ向かい、途中で東椎屋の滝へと向かう小道に入ります。そして、1.5kmほど走りますと東椎屋の滝駐車場(100円)に到着します。

駐車場から10分ほど歩きますと、東椎屋の滝に到着します。落差85m、日本の滝百選にも選ばれています名瀑で、豪快な直瀑の迫力に圧倒されます。

東椎屋の滝を後にして国道500号線に戻り、南下。道中には小柄の滝ながら須崎の滝展望台や国境の滝、アフリカンサファリ前のマンモス像があり、そしてそのまま国道500号線を走って行きますと展望広場のあります別府湾SAからスマートICで東九州自動車道路に入れるほか、ETCを搭載していなければその先の別府iCから高速に乗ることができます。ちなみに別府湾SAの近くには十文字原展望台という別府湾の好眺望を望める展望台があります。

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