ファッショナブルに楽しめるバイク

空冷4ストロークOHC単気筒348㎤のエンジンを積みますGB350。シングルエンジンと空冷のファンがとても綺麗な、置いて絵になるシンプル・イズ・ザ・ベストのバイクです。SRも生産終了となったことで、逆にその存在感がクローズアップされているバイクで、昨今、国産車のグローバル展開により単気筒バイクが減っていることもあり、新鮮ささえ感じられるデザインです。

温かみのあるタンクの形状や、タンクからシートへと流れる真っ直ぐなラインなど、丸目一灯のLEDのライトとともにデザインにこだわったことが分かります。このバイクの一番のポイントはやはりデザインです。

同じ単気筒のヤマハSR400と比べられがちですが、シングルの鼓動感や、出力よりテイストという意味では似てますが、乗って見ますと、まったく似て非なるバイクです。

SRはあくまでSRというスタイルのバイクであり、GBは現代で単気筒を楽しむバイクという感じでしょうか…セルですし^ ^;

アップライトされたハンドルにより体は立ち気味にリラックスしたポジションで乗れます。

シフトアップはかかとで、シフトダウンはつま先で行う、ちょっと変わったシーソー式チェンジペダル採用でクライカルな雰囲気はありますが、操作には慣れが必要かもしれません。

このシーソー式ペダルはデザインのひとつでもあり、このペダルのおかげもあり、急かされることなくのんびりと走ることが出来ます。

348㎤の空冷シングルエンジンは、OHCということで、出力よりその鼓動感とテイストを楽しむバイクで、トトトトの気持ちの良いエンジンサウンドを奏でます。

クラッチ操作を楽にするなどのアシスト&スリッパー®クラッチや、後輪のスリップを緩和するHonda セレクタブル トルク コントロール、専用セッティングのABSなど最新装備も搭載されていて、市街地や渋滞路でも疲れにくいです。

メーターはアナログ速度計と液晶ディスプレーを組み合わせたシンプルなスタイルながら、ギアポジションや時計など、必要な情報は見ることが出来ます。

メーター周りもシンプルですが、逆にメーターはアナラグ部の横に付いたインジケーター類の表示をアナログメーターの下にもってくれば、メーターが真ん中に来てよかったのになぁ、とも思いました。タンクキャップももう少しクライカルなテイストにするとかのこだわりがあってもよかったのかも、とも思いますが、この辺りは今後オプションパーツが出て、自分仕様にカスタマイズできるのではないかと思います。
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