■高野龍神スカイライン(ツーリングルート)

近畿随一の峠道と、日本三大美人湯と、青と白の絶景

近畿エリア屈指の爽快な走りを楽しめる高野龍神スカイライン。ご存じ、高野山から1000m級の山の尾根を走るワインディングロードで、以前は有料道路ですが、現在は無料開放されていることもあり、道のコンディションもいいです。ご存じ、名刹の高野山を参拝して高野龍神スカイラインを走り、展望所で好景観を望み、日本3大美人の湯の龍神の湯でひとっ風呂浴びる。そして白崎海岸へ、というぜいたくなツーリングルートプランです。龍神温泉から高速まで、そしてスタートとゴールのICが離れていますで、出発地から鑑みてリルーティングされるとこをお勧め致します。

高野龍神スカイラインより(奈良県)

総走行距離~約195km

京奈和自動車道を橋本ICで下りて、国道371号線で南下。紀の川を渡り、県道13号線を右折してしばらく走りますと、九度山町があります。関ケ原の合戦の後、徳川家康に負けてこの地で隠居した真田昌幸・幸村親子の真田庵(善名称院)があります。また、近くには真田を含めていろいろな資料が展示されています九度山・真田ミュージアムや、真田古墳(真田の抜け穴伝説)などもあり、歴史好きであれば、是非立ち寄りたい場所です。

そのまま南下して高野山へと向かいます。途中に、龍王渓という南海高野線の赤い陸橋が映える渓谷があります。そして、高野山の大門の少し前に大門口女人堂跡があり、風情ある赤い鳥居があります。女人禁制だった高野山へと通じる七つの道に、結界のごとく女性が参拝出来る女人堂が作られました。現在は不動坂口の女人堂のみが残っています。また、女人堂への巡礼用の道を女人道といいます。事前に歴史を知り史跡を訪ねますと、より風情が高まること請け合いです。

高野山816年に、空海が修禅の道場を開いた場で、日本仏教の聖地のひとつでもある場所です。標高約800mの山上に多くの寺院仏閣や宿坊があり、寺前町を形成しています。高野山という場所はなく、本来は金剛峯寺のことであり同義語となっています。世界遺産。

高野山 不動坂口の女人堂

そして、高野山の入口の大門に到着します。1705年に再建された高さ約25mの朱塗りの門で、門の左右には金剛力士像が立っています。

世界遺産にも認定され、多くの建造物があり見どころがあまりに多すぎる高野山ですが、山内は「壇上伽藍」と「奥之院」が2大聖地になります。周囲には幾つもの駐車場がありますので、空いていれば移動しながら見るのが良いかも。「壇上伽藍」には名所の根本大塔や中門、西塔、東塔などの美しい建物や、開創縁起で有名な三鈷の松などがあります。

そして、蛇腹路を歩いたその隣には高野山総本山の金剛峯寺があります。また、 壇上伽藍と金剛峯寺の間あたりのところに文化遺産が収蔵されています高野山霊宝館があり、時間があれば、この辺りの仏教文化の建築物や工芸品を見て回りたいところです。

奥にあります開祖 空海の御廟があります厳かな「奥之院」へは、一の橋駐車場から参道を歩き、武田信玄、上杉謙信、豊臣秀吉、織田信長などの墓所(あくまで墓所で納骨はされていません)を見ながら行くと片道4kmはあります。一番奥にあります中の橋駐車場からですと約2kmですが、名所の墓所は通らない別ルートの参道になります。どちらのルートを通られるか、もしくは奥之院自体へは行かないかなどは、時間等を鑑みて決められるのをお勧め致します。「奥之院」「金剛峯寺」「 霊宝館 」「 壇上伽藍 」などをじっくり見ますとゆうに4~5時間はかかりますので…

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