■能登半島(ツーリングルート)

日本海の奇岩奇勝を眺め楽しむ

ライダーとしましては、半島と言うなまえを聞きますと、そこを周遊したくなるものです。大きいところでは紀伊半島や、小規模のところでは三浦半島など。走るコースにもよりますが、おおよそ日本海に突き出た一周300kmの能登半島は、ライダーが周遊したくなる半島のひとつです。日本海らしい旅情や風情を楽しみつつ、好景観を望むルートをご紹介致します。

見附島(石川県)

総走行距離~約300km

北陸自動車道の金沢西ICか金沢東ICで下りて金沢市内を走るか、もしくは金沢バイパス経由で途中で白尾ICからで、海沿いを走ります、のと里山道路に入ります。ここで今浜ICで下りて海浜に。そう、バイクや車でも走れます千里浜なぎさドライブウェイを走ります。

千里浜なぎさドライブウェイ~日本で唯一、砂浜の上を走れる全長約8kmの砂浜道路です。きめ細かい砂が海水で固まりバイクでも走れます。但し、波の状況等によって通行止めンになる場合もありますので、事前にご確認を。

全国のライダーに人気の高い、砂浜上を走りますドライブウェイ。全長約8kmもあり、かなりがっつり走りを満喫できます。ちなみに千里浜なぎさドライブウェイがある羽咋市は、UFOが多く見られる町として、UFOや宇宙人関連に依るPRも行っています。

さて、千里浜なぎさドライブウェイを走り切り一般道を走り、そして、能登半島を周遊します国道249号線に入ります。そのまま走って行きますと、やがて、海沿いへと向かう県道36号線に左折して入ります。しばらく走りますと、観光名所の日本古来の灯台の旧福浦灯台があります。

そして、その先に、碁盤島や鷹の巣岩、巌門などがあります能登金剛があります。荒い波が岸壁に打ちつけられる中に広がる奇岩奇勝。まさに、荒々しい好景観を望める能登半島きっての観光地でもあります。

能登金剛~日本海の荒々しい波が打ち付けて作られた、能登半島を代表する断崖絶壁の奇岩奇勝地です。1番のみどころの巌門のほか、鷹の巣岩や機具岩、碁盤島、ヤセの断崖、義経の舟隠しなど数多くの見どころがあります。

さて、能登金剛を過ぎますと、やがて国道249号線に合流致します。そして吹上の滝、やがて海上に夫婦岩が見えてきます。ちょっと小柄で分かりづらいですが、夫婦の他に子供の岩もあります。

夫婦岩

そして、そこからしばらく北に進みますと、機具岩(はたごいわ)があります。こちらの岩は迫力があり、大きい方の岩上には祠も建っていて、まさに夫婦岩の様相を呈しています。

再び、国道249号線を海岸線沿いに北上し、途中で増穂浦海水浴場に向かう県道49号線に入り、引き続き海沿いを走ります。そして、国道249号線に合流する前に、義経の舟隠しやヤセの断崖、関野鼻といった名所が続く場所があります。義経の舟隠しとヤセの断崖はヤセの断崖駐車場より(義経の舟隠しまでは徒歩10分)、関野鼻には関野鼻駐車場にバイクを止めて行くことが出来ます。

そして、国道249号線に入り、海沿いを北上します。そして、道中には目?が付けられましたトトロ岩とも言われている岩があります。駐車場もありますので、ちょっと立ち寄られてみてはいかがでしょうか。

国道249号線を進んで行きますと、やがて門前町で鹿磯漁港へと海沿いの265号線がありますが、細かく狭いワインディングが続き、国道を走るのに比べてかなり遠回りのルートになり、見どころも少ないので、そのまま国道249号線を走る方が良いかもしれません。ただし道中には、男女滝のほか、上大沢や大沢漁港あたりは間垣の里ということで間垣が見られて風情を楽しむことが出来ます。また、ぞうぞう鼻という変わった名前の岩礁の景勝地があります。

大沢漁港への道

国道249号線にしろ、海沿いの道にしろ、やがて輪島市に到着します。輪島市の海側には、袖ヶ浜という砂浜や鴨ヶ浦という名所がありますので、寄って見るのもいいかもしれません。

また、市内には、輪島の漆やキリコなどを展示販売している会館などもありますので、ご興味のある方は立ち寄られてみるのもいいかもしれません。そして、そのまま国道249号線を進みますと、人気の高い白米千枚田が見えてきます。近くに道の駅 千枚田ポケットパークがあり、ゆっくると千枚田を見ることが出来ます。

白米千枚田~急斜面に1,004枚もの田んぼが並ぶ棚田で、日本の棚田百選に認定され、国の名勝にも選ばれています。水が貼られた月夜には各田んぼに月が映る幻想的な風景を見ることが出来ます。

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