■2020年式 Moto gucci V85TTに乗ってみました。

モトグッチィのアドベンチャーバイクのV85TT。武骨的ながら丸目二灯などのアドベンチャー感溢れる、冒険心を誘ってくれるデザインです。フロント19インチ、リア17インチのスポークホイール仕様です。

若干シート幅はあるもの、シート高は830mmで車重も230kgと、見た目の割には意外と取り回しがしやすいです。

エンジンは、モトグッツィの特徴でもあります縦置き90°V型2気筒2バルブOHV 空冷4ストローク853 ccで、最高出力は76 HP (56 kW) / 7,500 rpmを発生し、燃料タンク容量は21Lになります。

電子制御システムとしてライディングモード、トラクションコントロール、ABS、ライド・バイ・ワイヤースロットルを増備。また、クルーズコントロールを標準で装備。その他、ハイスクリーン、LEDフォグランプ、ヒートハンドルグリップも装備しています。


 メーターパネルはTFTカラー液晶で、オプション設定としてスマートフォンと車体を接続し、メーターパネルの機能を拡張するMOTO GUZZI MIAの装着が可能です。

このバイクの一番の特徴は、やはりモトグッツィらしい縦置き90°V型2気筒2バルブOHVのエンジンです。本来は縦置きということで車体が左右に揺れるくらいの振動と鼓動感があり、この息吹を楽しむのがモトグッチィ乗りの醍醐味の一つなのですが、V85TTは長距離走行も鑑みてかなりその振動が抑えられているような感じがするのですが、それでもこの横揺れの振動感はハーレーやドゥカティとはまた違う感覚です。

とはいえ、さすがにその辺は同社のV9とV7からセッティングされていて、イメージしていたほどの振動感は無く、意外にマイルドで乗りやすかったです。とはいえ、数多くあるビッグアドベンチャーの中から同車を選ぶ選択肢の一つとして、やはりこのエンジンの特徴が一番に挙げられるかもしれません。

あと、やはり、このデザインが気に入ればありかと思います。但し、排気量や出力的に他アドベンチャーバイクと比べると、残念ながら見劣りしてしまう部分もあり、出だしの加速とかはスムーズながらGSのように体が置いて行かれるような加速感は味わえません。

とは言え、もしビッグアドベンチャーバイクを検討中で、予算が150万円以下であれば、輸入車として個性的で味わいを楽しめる一台として、是非、試乗をお勧めしたい一台です。はまれば、その面白さをとことんに楽しめるバイクだと思います。

目次


■V85 TT

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: V85TT-モハベイエロー-1024x533.png
モハベイエロー

\1,496,000

全長:-mm 全幅:-mm 全高:-mm ホイールベース:-mm シート高:830mm 車両重量:230kg 乗車定員:2名 エンジン種類:空冷4ストローOHV2バルブ90度V型2気筒 総排気量:853cc 圧縮比:10.5 最高出力(kW[PS]/rpm):56kW(76ps)/7,500 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):82Nm( )/5,000 燃料タンク容量:21L 変速機形式:自動変速 タイヤ(前):110/80-19 タイヤ(後):150/70-17 ブレーキ(前):320mmダブルディスク ブレーキ(後):260mmシングルディスク

■V85 TT Travel

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: v85tt-travel2020-nサッビアナミブ-1024x650.jpg
サッビアナミブ

\1,672,000

全長:2,460mm 全幅:950mm 全高:1,420-1,445mm ホイールベース:1,530mm 最低地上高:210mm シート高:830mm 車両重量:243kg 乗車定員:2名 エンジン種類:空冷4ストローOHV2バルブ90度V型2気筒 総排気量:853cc 圧縮比:10.5 最高出力(kW[PS]/rpm):56kW(76ps)/7,500 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):82Nm( )/5,000 燃料タンク容量:21L 変速機形式:自動変速 タイヤ(前):110/80-19 タイヤ(後):150/70-17 ブレーキ(前):320mmダブルディスク ブレーキ(後):260mmシングルディスク

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