グリーンふるさとラインとビーフライン
決してメジャーではないツーリングルートですが、日本三大名瀑や日本三大稲荷など見どころの多い奥久慈ツーリングルートで、実はグリーンふるさとラインやビーフラインなど、茨城県内では数少ない走りも楽しめるルートです。
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総走行距離:約170km
常磐自動車道を北茨城ICで降りて、磯原海岸へと向かいます。磯原海岸の北側に二ツ島があり、景勝地にもなっています。同島のビュースポットには「通りゃんせの像」が立っています。
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そしてそのまま国道6号線を北上して五浦海岸に向かいます。断崖絶壁の景勝地ですが、その眺めを見るには六角堂(400円)に入館する必要があります(200m先に無料駐車場あり)。遠望にはなりますが対岸の五浦岬公園の展望台からその景観を見ることも出来ます。
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再び、五浦海岸から県道154号線を戻り、そのまま内陸部に向かいます。実は、この道はグリーンふるさとラインと呼ばれていて、信号が少なく、樹々の中を走りますため景観は望めませんが、走りやすい二車線路です。
そのまままっすぐ進みますと、国道461号線に突き当たります。ここを左折して少しすすみますと、紅葉で有名な花貫渓谷に着きます。
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花貫渓谷~茨城県を代表する紅葉の景勝地です。渓谷にかかる長さ約60mの汐見滝吊り橋からは、綺麗な紅葉の眺めを見ることが出来ます。
紅葉時ではない新緑時でも森林浴が気持ち良いですので、時間があれば、駐車場から10分ほどということで、ぷらぷらと汐見滝吊り橋まで散策されてみられるのもいいかもしれません。
さて、国道461号線に入り内陸側の大子町に向かって走ります。国道349号線を超えて県道33号線に突き当たりますので、左折して竜神大吊橋に。渡橋は有料になりますが、橋の上からは迫力ある景観が望められて、バンジージャンプも行えます。
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竜神大吊橋~長さ375m、高さ約100mの竜神川に架けられた国内最大級の歩行者専用橋で、橋の中ほどにありますアクリルの板から下を見下ろすことが出来ます。
再び県道33号線を北上して、袋田の滝に向かいます。
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袋田の滝~長さ120メートル、幅73メートル の滝で、日本三名瀑のひとつに数えられることもある滝です。
日本三名瀑にも数えられるだけあって凄い迫力の大滝を間近に見ることの出来る、立ち寄りお勧めの場所です。滝を間近で見れる第1観瀑台と、エレベーターで行く滝の全景が見られる第2観瀑台とあり、両観瀑台とも各々迫力ある景観が見れますので、両方立ち寄られることをお勧めします。
但し、無料駐車場が少し遠いところにありますので、滝に近いお土産屋さん(要お土産購入)か、食事処の駐車場に入れて、滝を見に行っている間、止めさせてもらえるようお願いした方がいいかもしれません。
また、袋田の滝から少し先、国道118号線を北に走ったところにあります月待の滝も、竹林の道を歩いてすぐにありアクセスが良いので、お勧めです。
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再び、国道118号線を南下して、道の駅奥久慈だいごに。地元名産のしゃもを使った料理を食せたり、温泉があったりと、のんびり疲れを癒せる道の駅です。
しばらく国道118号線を南下し続けますと、ビーフライン入口という交差点があり、そこを右折してビーフラインに入ります。
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高い山が少ないことから山岳路が少なく、県内に主だったワインディングロードが無い茨城県ですが、同県の中でも、バイクで走りやすい道として有名なのが、このビーフラインです。終始林間コースのため景観は望めませんが、信号が少なく路面状況もよい二車線路で、アップダウンは少ないものの、程よいカーブがありバイクに人気の道です。但し、速く走る車やバイクがいたり、取り締まりも行われていますので、速度にはご注意を。
さて、ビーフラインを走りますと、笠間市内に着きますので、ここは是非、日本三大稲荷のひとつでもあります笠間稲荷には立ち寄って、参拝をしていきたいところです。
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笠間稲荷~651年創建と伝わります古社で、日本三大稲荷のひとつに数えられています。三が日には多くの参拝者が訪れ、初詣参拝者数では茨城県で1位を誇ります。
参拝後、友部ICより北関東自動車道に入り、帰路に着きます。
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