冒険を楽しみたくなるバイク

411ccで24.3bhp/6,500rpmを発生する空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブエンジンは、似たカテゴリーにありますスズキのVストローム250ABS(24ps/8,000rpm)と似た感じの動力性能で、車重が199kgあり、また単気筒ということでエンジンの伸びしろが少ないため、スピードや動力性能的にはややもったり感を感じますが、逆に自分の手の範疇で扱えるエンジン出力と、まとまられていながらも、昨今のスタイリッシュな他アドベンチャーバイクと違って武骨的なデザインで、冒険に出掛けようと誘ってくれるアドベンチャーバイクです。

前後ディスクブレーキで、フロント21インチ、リア17インチのピレリのロード系ブロックタイヤを装着していることから、オンロード主体ながら、ちょっとしたオフロードまで、場所を選ばずに走ることが出来ます。
411ccのシングルエンジンはCLASSIC500と違い、鼓動感は大きくなく、実用感を感じられます。

また、タンクは15Lの大容量で、シングルエンジンの高燃費と相まって満タンでかなりの航続距離を発揮します。

そして、個人的なお気に入りが、このROYAL ENFIELDと書かれたバーで、バイクが転倒したり、押し引きする際に握って使ったりタンク自体を保護する部分ですが、これがとてもアドベンチャー的なデザインになっていて、同車のアイデンティティにもつながっている感じが致します。

また、リアキャリアもパイプで武骨感があり、実用性もさることながら、その雰囲気を楽しませてくれます。

コメント