■2020年式 HIMALAYANに乗ってみました

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冒険を楽しみたくなるバイク

411ccで24.3bhp/6,500rpmを発生する空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブエンジンは、似たカテゴリーにありますスズキのVストローム250ABS(24ps/8,000rpm)と似た感じの動力性能で、車重が199kgあり、また単気筒ということでエンジンの伸びしろが少ないため、スピードや動力性能的にはややもったり感を感じますが、逆に自分の手の範疇で扱えるエンジン出力と、まとまられていながらも、昨今のスタイリッシュな他アドベンチャーバイクと違って武骨的なデザインで、冒険に出掛けようと誘ってくれるアドベンチャーバイクです。

前後ディスクブレーキで、フロント21インチ、リア17インチのピレリのロード系ブロックタイヤを装着していることから、オンロード主体ながら、ちょっとしたオフロードまで、場所を選ばずに走ることが出来ます。

411ccのシングルエンジンはCLASSIC500と違い、鼓動感は大きくなく、実用感を感じられます。

また、タンクは15Lの大容量で、シングルエンジンの高燃費と相まって満タンでかなりの航続距離を発揮します。

そして、個人的なお気に入りが、このROYAL ENFIELDと書かれたバーで、バイクが転倒したり、押し引きする際に握って使ったりタンク自体を保護する部分ですが、これがとてもアドベンチャー的なデザインになっていて、同車のアイデンティティにもつながっている感じが致します。

また、リアキャリアもパイプで武骨感があり、実用性もさることながら、その雰囲気を楽しませてくれます。

意外なのが、メーター周りで、他の場所に比べて洗練されているほか、スピードメーター、タコメーター、燃料系の3連アナログメーター+デジタルで、それにコンパスが付いていて、実際の使用頻度はともかく、他車にはないオリジナリティさと冒険心っを焚きつけてくれます。

一体型のシ^トはタンデムもしやすく、また、リアキャリアと合わせて広いスペースになるため、長距離用に大きな荷物を積載することも可能ですし、もちろん、リアキャリアに荷物を載せてタンデムでキャンプツーリングなどを楽しむこと出来ます。

ギアが5速までで、高速走行は少し厳しいものの、逆にシンプルで頑丈な単気筒エンジンであることが、同車の名前でもあり、PVでも見られるエベレストツーリングなどの過酷なステージでもその威力を発揮できるのだな…と納得できてしまいます。

PV内にもありましたが、倒しても笑えるバイク、傷だらけになってこそその雰囲気が増すバイク、目の前にあれば冒険というツーリングに行きたくなるバイクです。そして、その価格が625,000円というのも驚きのバイクです。

■HIMALAYAN

Granite Black
Snow White

そのほかに、Sleet Grey, Rock Red, Lake Blue, Gravel Greyあり

\625,000

全長:2,190mm 全幅:840mm 全高:1,360mm ホイールベース:- mm 地上最低高:- mm シート高:800mm 車両重量:199g 乗車定員:2名 エンジン種類:4ストロークOHC単気筒2バルブ 総排気量:411立方センチ 圧縮比:- 最高出力(kW[PS]/rpm):(24.3bhp)/6,500 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):32Nm/4,500 燃料タンク容量:15L 変速機形式5速 タイヤ(前):90/90-21 タイヤ(後):120/90-17 ブレーキ(前):300mmシングルディスク ブレーキ(後):240mmシングルディスク

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