■2019年式 スズキ KATANA に乗ってみました。

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走ることが楽しい!オールラウンダーなスポーツツーリングバイク。

とにかく走っていて楽しいバイクです。

吸気音&排気音とサウンドデザインにこだわったという図太いエグゾーストノート。重心を移動するとバイク任せでヒラりとカーブを曲がってくれます。太いトルクを使いコーナーを曲がり一気に加速して立ち上がっていく。特にスロットルレスポンスが素晴らしいです。

全長・全幅・全高、全てにおいて、実はVストローム250よりも小さくて、そのコンパクトなボディ にGSX-R1000ベースのストリートチューンされた148PSをも発生するハイパワーエンジンを搭載していますので、まさに低速コーナーから高速コーナーまで、バッサバッサと刀で切るような感じでカーブを クリアしていきます。

フロントにブレンボ製ラジアルマウントモノブロックキャリパーを採用。先進のトラクションコントロールも搭載しています。

3モードのトラクションコントロールを搭載。スリムなタンクとアップハンドルで取り回しがしやすく、ツーリングでの使い勝手が比較的いいです。広いリヤシートはバッグが置きやすく、こだわりのリアフェンダーもテイストフルです。

そしてコンパクト且つ取り回しの良さで、ビッグバイクながら狭路でも安心して走っていけるのが旅先ではとても心強いです。

アップライトなポジションで路面状況に も対応しやすいです。レスポンスがいいプログレッシブスロットル※1も◎。
(※1.プログレッシブスロットル…スロットルグリップのワイヤーの巻き取り軸を従来の真円とせず、よりレスポンスのいいアクセル操作を可能とします。)

1100刀はそのデザインがフューチャーされがちですが、実は走りがとても楽しいバイクでした。

新型カタナはまさにその走りの楽しさも継承していました。セパハンという選択肢もあったといいますが、約40年前のスタイルを現代的らしいテイストにブラッシュアップし、ライダーの意のままに走る楽しいバイクを作ったスズキの開発陣、そしてテストライダーの方々には脱帽です。

図太い直4サウンドを耳にし心を踊らせながら、高速やワンディングはもちろん、あらゆるシチュエーションでワクワクしながら走りを楽しませてる、まさに他に類を見ないオールラウンダーなスポーツツーリングバイクです。

KATANA諸元

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