■2018年式 スズキ GSX-S750 に乗ってみました。

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速くて軽い!ワインデイング走行がメチャ楽しい!そして、ツーリングでも楽しめるスポーツバイクです。

まず、乗って感じたのが、予想以上に「速い!」ということ。

スーパースポーツのGSX-R750のエンジンを積んでいるのだから当たり前なのですが、高速走行でも3千~6千回転で十分に走れて、レッドソーンが11,500回転からと思うと、空恐ろしい限りです。それでも臆することなくアクセルを開けやすいのは、エンジンがストリート用にチューニングされているからで、150ccのジクサーと全幅、全高がほぼ同じで、全長が僅か12mm長いだけというコンパクトさが狭い道を走ったりUターンをよくするツーリングでは重宝で、アップハンドルと相まって取り回しもしやすいのがうれしいです。

この速さとコンパクトさ、そして視界の良さで、ワインディングでのスポーツ走行がとても楽しく快適で、スペックは高いものの、そのスペックに技量以上に引っ張られることなく、限界が分かりやすい鉄フレームと相まって自分の技量の範疇でマージンも持ってスポーツ走行を楽しめるのは、このバイクの持つ懐の深さだと思います。もちろん、一度アクセルを回すとまるでヒョウのように牙を剥く凄さをも持っています。

直4ビッグバイクが税別で80万円台というのも驚きですが、ツーリングで500km以上の長い距離を走っても疲れなかったのにも驚きました。

ストリートやワインディング用にチューニングされたGSX-R750直系のエンジンを搭載。リニアなスロットルレスポンスを発揮しつつ、6速ギアをハイギアード化しトップスピードを維持。最終減速比をローギヤード化して加速性能も向上させました。効率よく出力を路面に伝える、3モードのトラクションコントロールシステムも搭載しています。

左ハンドルにトラクションコントロールシステムのスイッチがあり、切替えがしやすいです。

リアシート下には、小さな雨具などの収納が可能な小スペースがあります。

GSX-S750諸元

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