世界遺産の石見銀山を巡る旅
三瓶山を周遊します爽快な三瓶山高原道路を走り、日本海沿いを走り、世界遺産の石見銀山へ行くツーリングルートプランです。三瓶山はリフトに乗るプランをご紹介していますが、時間的な部分がありましたらリフトは無しで志学展望広場に行くのもありです。また、石見銀山は坑道巡りも良いですが、観光的なことを鑑みなければ、石見銀山の大森の町並みをじっくりと楽しむ方が風情を楽しめるかもしれません。三瓶山だけのショートルーティングのほか、島根半島から足立美術館を巡って石見銀山に行くとか、逆に石見銀山から日本海沿いに石見畳ヶ浦から須佐ホルンフェルスへと走るなど、ご紹介ルートはあくまで基本的な景勝地をご紹介しているルーティングですので、高速網も限られているエリアのため、ご自身の興味や時間、出発地に応じてアレンジされることをお勧めいたします。
総走行距離~約120km
松江自動車道を雲南吉田ICか吉田掛合ICで下りて県道38号線に入り、そして三刀屋川沿いを走る国道54号線に入り、掛合町方面に北上。少し走りますと道の駅 掛合の里があります。そしてその先の県道39号線を左折して、飯石ふれあい農道に入り南下します。池月トンネルを越えますと、日本の滝百選に選ばれています龍頭ヶ滝に到着します。
龍頭ヶ滝 ~雌滝は段瀑で、雄滝は落差40mの直瀑です。雄滝の下部は洞穴となっていて、洞穴側から滝の裏を見れる裏見の滝となっています。八重滝とともに日本の滝百選に選ばれています。
農道沿いに綺麗な第1駐車場がありますが、雌滝と雄滝の両方を見るなら、離合不可の狭路に入った500m先の第2駐車場からのアクセスがお勧めです。ここから結構な坂の山道や階段を歩いて奥の雌滝までは徒歩10分。但し、大雨などで立入禁止になっている場合がありますので、事前に雲南市のHPなどでご確認を。
そして、 飯石ふれあい農道を走って行き、県道283号線と交差し(八重滝に行かれる場合はここを左折)、そのまま進みますと、やがて県道325号線に突き当たります。ここを右折して、波多地区に入ります。ちなみに、ここには「波多温泉 満壽の湯」という温泉施設があります。ここから県道40号線に入り、栗農園の見ながら西上。国道184号線と交差しますが、そのまま真っすぐに進みますと三瓶山高原道路に入り、少し走り左折しますと、三瓶山の東の原(駐車場あり)に到着します。ここからリフト(往復750円)に約10分乗り、降車後、5分ほど歩きますとテラスのある東の原展望テラス(大平山山頂)に到着します。また、近くの女三瓶山展望デッキからは三瓶山を一望でき、より綺麗な景観を望むことが出来ます。
三瓶山~標高1,126mの活火山で、直径約1.2 kmの爆裂火口を囲んで主峰の男三瓶山、女三瓶山、子三瓶山 、孫三瓶山、太平山、日影山の6つの峰があります。三瓶山を周遊する三瓶山高原道路が設けられています。
再び、東の原に戻り、三瓶山高原道路を南方面に時計周りに走ります。三瓶山の南側には志学展望広場という三瓶山が望める景観地や、狩子の滝という道路か見える滝があります。
三瓶山高原道路を南から西に向かいますと、やがて西の原に到着します。
高原が広がる中に、眼前に三瓶山の姿を眺めることの出来る好眺望スポットです。樹齢300年の定めの松という三瓶山との景観が綺麗なスポットもあります。
また西の原の西側には、浮布池があり、池越しの三瓶山を望めるほか、池の南には邇幣姫神社が、そして、池の北には邇幣姫神社の鳥居が水上に立っています。
そして、そのまま三瓶山の北側まで走り北の原を抜け、三瓶山高原道路を外れて北上し、県道56号線を左折します。三瓶ダムを過ぎて、県道30号線(三瓶山公園線)から大田市街に入り、山陰本線沿いを走る県道285号線に入ります。そのまま日本海方面へとむかいますが、途中で西側に向かいますと、清滝自然公園があり、無料の駐車場から10分ほど歩きますと、落差20mの美麗な清滝を望むことが出来ます。
さて、山陰本線と並走する県道285号線を走って行きますと、日本海に出ます大原川の河口のところで掛戸松島に着きます。
ローソク岩があり、美景観の場所です。そして、再び来た道を戻り、山陰本線の久木駅のところで県道287号線に入り、久手海岸公園の脇を通りながら、洞窟の前に鳥居が立っています静之窟(しずのいわや)に立ち寄りつつ、国道9号線に入り石見銀山方面に向かいます。途中に大岬灯台という灯台があり、階段はちょっとしんどいですが、眼下に綺麗な青い海と五十猛町の町を見ることが出来ます。そして、そのまま国道9号線を走り、仁万の交差点を左折して、県道31号線に入り石見銀山へと向かいます。ちなみに同交差点の先にピラミッドのような変わった形をしました仁摩サンドミュージアムがあり(入場料730円)、中には世界最大の砂時計があります。
県道31号線を走り、新大森トンネルを越えますと、石見銀山の町に入ります。
石見銀山資料館/代官所跡、熊谷家住宅、重要伝統的建造物群に指定されています石見銀山の古い町並み、清水谷精錬所跡、世界遺産の五百羅漢など、みどころはたくさんあります。
石見銀山~日本最大の銀山だった場所で、世界遺産にも認定され一躍有名にになった銀山です。現在は閉山されていて、坑道跡や代官所跡が資料館になり公開されています。また、銀山へと続く大森の町並みは昔ながらの家屋が並び、とても懐かしい感じになれます。
世界遺産の石見銀山ですが、現在、常時公開されている坑道は龍源寺間歩のみになりますが、ガイドツアーで他の坑道も見ることも可能です。
再び、石見銀山へと来ました道を戻りますと、山陰自動車道(仁摩温泉津道路)の仁摩・石見銀山インターチェンジに入って、帰路に着くことが出来ます。
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