のんびりとお茶と木漏れ日を楽しむ場所
都心から日帰り圏内ながら、情緒あふれる雰囲気を楽しめます軽井沢。昨今はアウトレットや星野リゾートなどにより車も多くなっていますが、それでもまだ旧軽井沢のメインストリートの旧軽銀座など以外の場所は、のんびりと楽しめること請け合いです。
既にお店は無くなってしまいましたが、某漫画の舞台のモデルとなりました喫茶店「古月堂」。900SPORTで訪問した当時のありし日の画像です。
さて、上信越自動車道の碓氷軽井沢ICを下りて軽井沢方面に向かいゴルフ場を抜けますと、軽井沢プレミアムアウトレットがあります。
バイク専用無料駐車場(芝生)がありますので、うんざりする駐車場待ちをしなくても、バイクでならぷらっと入りやすいです(軽井沢駅方面側)。城内には芝生でのんびりと軽食を取れる場所もありますので、食事を取るのに寄ってもいいかもしれません。
JRの線路を渡り、雲場池通りをまっすぐに進みます。道中に並木道が随所にありますので、ちょっと脇道に逸れて走るのも楽しいです。
しばらく走りますと、ロータリータイプの六本辻があり雲場池に。
風が無く湖面が揺れてなければ、周囲の樹々が湖面に映りとても綺麗で、のんびりできる場所です。紅葉時は特に綺麗です。
再び六本辻に戻り、旧中山道を走ると道沿いにお洒落な喫茶店が点在しています。この辺りは観光客も多いので、雲場池から六本辻とは逆側の恵みシャレーレーンに抜けて、いろいろなレーンや小路がありますので、バイクでぷらぷらと走ってみると風情を楽しめます、但し、別荘地、及び地元の方の居住地なので静かにゆっくりと、たまに観光客が乗る自転車も通りますのでご注意を。
さて、三笠通りに入り、混雑している旧軽銀座(一方通行)から一本オフセットした道に入り、軽井沢のシンボルでもあります聖パウロ教会に。たまに挙式している光景を外から見ることが出来ます。
そのまま道を進みますと、軽井沢ショー記念礼拝堂があります。雰囲気のある礼拝堂で、バイクと撮影すると映える場所でもあります。
この辺りには芭蕉の句碑や、同地に居があった室生犀星の文学碑などもあり、文学的な雰囲気に浸れるかもしれません。
そのまま県道133号線をまっすぐに樹々に囲まれながら進むと旧碓氷峠があり、見晴台や、熊野皇大神社、碓氷峠城跡などもありますので、無料の未舗装の駐車場にバイクを止めて散策するのもお勧めです。
再び、旧軽井沢に戻り、三笠方面に行きますと、旧三笠ホテルがあり、そして白糸ハイランドウェイ(有料)を通ると、白糸の滝、そして、浅間山山麓へと行けますが、今回は中軽井沢へと向かい、石の教会の内村鑑三記念堂に。
石とガラスが使われた雰囲気のある教会です。結婚式などが行われていなければ、内部を見学することは可能です(駐車場無料)。また近くには、人気の軽井沢高原教会もあります。
ただ、今やこの一帯は星野リゾート地で、休日は多くの観光客や宿泊客が訪れ、今、アウトレットとともに、軽井沢で一番車が多い場所とも言えますので、訪れるならオフシーズンの平日がお勧めです。
再び、国道18号線に入り、バイパスや高速には行かずにそのまま旧道を走ります。車通りはすくないのですが、路面状況もいまいちでカーブも多いのであまり飛ばさないよう安全運転で。
ゲップが出るくらいに低速コーナーが続きます、旧国道18号線の碓氷峠。落ち葉が舞う紅葉時や、土砂がチロチロと流れ出る梅雨時に走ると、まさに肝試しのよう。中高速コーナーが好きな方や夜に走る場合は、国道18号線の碓氷バイパスの方がお勧めです。
狭くて結構タイトなワインディングが続き、やがて廃線沿いを歩ける旧熊ノ平駅があり、そして、めがね橋と言われて有名な碓氷第三橋梁 があります。
そのまま旧国道を下りますと、途中で側道に入ると旧アプト式鉄道の路線跡を使った観光用遊歩道のアプトの道へと行けます。
旧国道を進むと、バイパスと合流し、その近くに碓氷関所跡があり、そして釜めしで有名なおぎのや横川店があります。
今回、ここで峠の釜めしを食べて軽井沢ツーリングは終了です。バイクで走りその風情を楽しめる軽井沢、是非、自分だけの心地よいお店を見つけてみられてはいかがでしょうか。
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