キリストの墓と古代ピラミッド
青森県にキリストのお墓があるのをご存知だでしょうか。しかもお釈迦様のお墓も同県内にあるといいます。そして、エジプトのピラミッドよりも遥か昔に作られたという古代ピラミッドや、エデンの園もこの地にあったらしいのです。そんな古代浪漫に触れつつ、絶景の十和田奥入瀬、八甲田山を巡るツーリングを楽しんでみました。
キリストは紀元前0~6年頃、地中海沿岸ナザレの地ででヨセフとマリアの間に生まれました。そして、ナザレの村で育ちましたが、21歳の時に行方不明になり、そして12年後の33歳の時に突然現れ、神の存在を説き始めました。その行方不明の時、実はキリストは日本に来ていたらしいのです。
能登半島の宝達港(千里浜なぎさドライブウェイのあたり)から日本に上陸し、越中(現富山県)の皇祖皇太神宮の神主の弟子となって日本の言葉や文字、風習などを11年間にわたり習った後、33歳の時に日本を離れてユダヤに帰り、そしてヨハネの弟子となり、独自の信仰を宣教するようになったそうです。
次第にキリストの元には多くの民衆が集まるようになり、ユダヤ教の長老たちはユダヤ教とは違う新たな信仰を説くキリストを危険視し、ユダヤの聖地エルサレムに入城したキリストを捕らえて十字架に磔にしました。
しかし、この新郷村で没したと言われるキリストが書き残した遺言書によると、実は十字架に架けられたのはキリストの弟のイスキリで、キリストは弟子たちとシベリアに渡り、舟で松ヶ崎(現在の八戸港)に上陸し名前を八戸太郎大天空と改め、現在の新郷村、当時の戸来(へらい)に住み、ミユ子という女性と結婚。三人の娘に恵まれ106歳の長寿を全うしたとのことです。
実は、この戸来の土地には多くのユダヤにゆかりのある風習が残っています。
例えば、父親のことをアヤやダダ、母親をアバやガガと呼び、そして、子供を始めて戸外に出す時は墨で額に十字を書いたり、村の古くから伝わるナニャドラヤという踊りの歌詞がユダヤ人の言葉であるヘブライ語で読むとユダヤ民族の進軍歌になること。そして、ダビデの星と言われるユダヤ民族象徴の印とよく似た家紋の旧家があったりします。
また、キリストの墓から6kmほど離れた場所には5万年前に存在したと言われる大石神ピラミッドがあります。
そして、18kmほど離れた場所の十和利山の麓の迷ケ平には、昔、華麗な都があって、人類創世のエデンの園はこの地だったとも伝わっています。確かにイブが食べたと言われる禁断の木の実のリンゴの樹は、青森なら沢山あるとは思いますが…。
なお、某古文書によると、紀元前の預言者で神のお告げである十戒を受けたモーゼも、宝達港から日本に上陸し、石川県で亡くなったらしいです。
古文書によると、県境にある十和利山は日本ピラミッドのひとつで、その麓の迷ヶ平には「エデンの園」があったらしいです。しかも1万2千年前には~8千年前にはこの辺りを含め十和田超古代文明が存在し、火山の噴火で滅亡したとの事。信じるか信じないかは…但し、山中は熊が出るのでご注意を。
不思議な村・青森県新郷村。キリスト伝説の神秘と浪漫を感じに、ぜひ訪ねてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、同青森県内の梵珠山には仏教の開祖であるシャカのお墓があるそうです。なんと、世界三大宗教のうちの二人もの開祖のお墓が青森県にあるとは…それらを信じるか信じないかは、貴方次第…です。
ちなみに、新郷村へは八戸市より国道454号線を走りますが、途中に国道と並行して走るグリーンラインという道がありますが、車通りは少なく走りやすいのですが、ほぼ緑に囲まれた単調な道のため、街道沿いの風情を楽しむなら国道を走られた方が良いようです。
あと、新郷村役場近くの「えびす亭」の油そばと餃子が美味しいとお聞きしたのですが、時間が無く寄れませんでした。なんとその店にはキリストラーメンなるものもあったらしいのです…残念。
さて、新郷村を後にして国道454号線を西上。そして、発荷峠に行くために、県道128号線に入りました。同県道128号線は車通りが少ない走りやすい道で、大型風車も回っていて、爽快に走れます。
そして、国道104号線に突き当たり、十和田湖方面に向かいます。国道103号線と交わる辺りには、銚子の滝や錦見の滝などがアクセス良く見れるほか(駐車場あり)、中滝ふるさと学舎という旧小学校の学舎があり懐かしさに浸れます。
さて、国道103号線を進むと、まず紫明亭展望台という案内が見え、そちらに行ってみますと、確かに十和田湖が見えますが景観はいまいちでした。やはり、発荷峠展望台から見る十和田湖は絶景でした。無料駐車場も完備されていて、展望台がすぐなのも嬉しいところです。
そのまま、国道を走り、湖畔まで下りて、中山半島に。無料駐車場から歩きますが、静かな湖畔の樹々の中を歩くのは気持ちよく、お勧めです。とりあえずは、乙女の像のところまで行って戻りました。
再び国道103号線に戻り、十和田湖畔を走り国道102号線に入り、奥入瀬渓流に。渓流のすぐ脇を走れる贅沢感と走りながらにして渓流美を楽しめる奥入瀬。但し、道狭く観光の方やバス等が多いので特に休日は要走行注意で。
奥入瀬渓流には多くの名所があり、車道脇を渓流が流れているためすぐに見やすい反面、結構時間を取られやすいです。車ですと道幅や交通量的に路駐し辛いですが、バイクならぱっと止めて、さっと見やすいです。その分、ずっと渓流が横を流れていて、どこを見ていいか迷いがちですが、やはりお勧めは著名地の銚子大滝、寒沢の流れ、雲井の滝、石ヶ戸など。とはいえ、各所に数多くの滝や流れがありますので、事前にチェックして立ち寄る場所をセレクトしていた方が、現地で訪ね忘れたりすることが無くなりますのでいいと思います。
ただ、現地には風情を残すためか著名地以外には見やすい案内板がありませんので、見過ごしてもまあいいやぐらいの余裕を持たれ、ほぼずっと渓流沿いに走りますので、国道沿いからも眺められる渓流の流れを(よそ見しない範囲で)楽しまれるのがいいと思います。また、都度良さそうなところでバイクを止めて(交通量等を見ながら止める場所には注意をして)渓流を見るのもいいと思います。
ちなみに渓流沿いを走ります国道102号線はもちろん舗装路ですが、バイクを脇に止めるところは未舗装路部分になり、場所によっては未舗装路部分と舗装路部分が段差になっている所もありタイヤを取られやすい場所もありますので、駐車する際にはご注意を。
そして、国道102号線が突き当りで国道103号線に交わるところに「渓流の駅おいらせ」があり、食事も取れますので休憩出来ます。尚、この辺りから出会い橋辺りの景観も、奥入瀬とはまた違い荒々しくてお勧めです。
さて、奥入瀬を後にしてうっそうとした樹々の中を国道103号線を走り、抜けていきます。そして、ポスターで真っ赤な紅葉が水面の景色で有名になった蔦沼に。
そのまま国道103号線を走り、八甲田山麓に。
国道102号線からこの国道103号線と、十和田湖畔から奥入瀬渓流沿いを走り、八甲田山麓から青森市内へと抜ける道は八甲田・十和田ゴールドラインとも呼ばれていて、特に八甲田山麓の南側は追抜可の二車線路で、八甲田山連峰を望みながら爽快な走りが楽しめます。
また、八甲田山北麓を走る県道40号線は景観が良くてお勧めです。もし時間が無ければ、日本三大秘湯の谷地温泉脇からショートカットするR394は路面良くプチワインディングがあって楽しいです。
そして、睡蓮沼に。国道近くにありアクセスがよく、小さな沼ですが、八甲田山連峰をバックに好景観を望める場所です。場所が分かりづらいのでご注意を。
睡蓮沼から少し進むと、秘湯と呼ばれ硫黄の臭いに包まれている酸ヶ湯温泉に着きます。
秘湯といっても、この辺りではかなり開けた場所になりますので、時間があればトイレのある大型無料駐車場にバイクを止めて、地獄沼やまんじゅうふかし、ブナの林などを散策するのもいいかもしれません。
前出した日本三大秘湯の谷地温泉と合わせて、ここ酸ヶ湯温泉などの湯はとてもいいので、日帰り入浴や宿泊するのも良いかと思います。
そのまま国道103号線を走り、八甲田の自然を眺望できる八甲田ロープウェイ(往復2000円)の山麓駅を過ぎ、途中で県道40号線に入り、八甲田山の北麓側に。
この辺りには、雪中行軍遭難記念像のほか、八甲田山雪中行軍による遭難の史跡が各所に点在しています。できれば、八甲田山雪中行軍遭難資料館を見たかったのですが、青森市方面に逆行するため、今回は訪問を断念しました。
さて、八甲田山の北麓を走り田代平を抜ける県道40号線は、車通りの少なく、八甲田の景観と合わせて見晴らしがよく、走っていてとても気持ちのいい道です。
そして、そのまま国道102号線に合流し、時間があれば、太平洋側にあります蕪嶋に立ち寄りたかったののですが、今回は八戸市に戻り帰路につきました。
キリストの墓や十和田湖の絶景、奥入瀬渓流の風情、八甲田山の好景観と爽快な道と、バラエティに富んだツーリングでした。今回は青森県の中央部を巡るコースでしたが、やっぱり東北は、道も空いていて自然も毛布で風情があって、いいですね。
※ライダー着用ウェア:elf EL-8244(フラッグシップ)ヘルメット:Arai VZ-Ram Plus(アライヘルメット)、シートバッグ:Moto Fizzミニフィールドシートバッグ(タナックス)、ボトムス:OXFORDアーマライトジーンズ(LINKS)、シューズ:タクティカルライディングブーツ(フラッグシップ)
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