波打ち際の露天風呂に入りに行く
ふと、海を眺められる露天風呂に入りたくなる時があります。そんな時は、東京からなら東伊豆にある黒根露天風呂がお勧めです。
まずは、首都圏から定番の伊豆への走行ルート、「東名高速~小田原厚木道路~箱根新道(または箱根ターンパイク※有料)」で大観山パーキングに。ちなみに、箱根ターンパイク入口の早川ICの近くの「ひもの山安ターンパイク店」の店頭では干物の試食ができるので、気にいったら帰りにでも干物を買って行きましょう。
有料ですが爽快なターンパイクを登り大観山パーキングに。
大観山パーキングエリアは休憩スペースもあり、多くのライダーが集まります。ただし、高所にあるためガスっていることも多いです。晴れていれば、パーキングから眼下に芦ノ湖、目の前に富士山をいう絶景が眺められる国内有数の観光スポットです。ちなみに、スカイラウンジの2Fはドリンクバー形式のラウンジになっていて、ゆっくりくつろげるので休憩にお勧めです。
ここから再び走り、箱根ターンパイクの短い方の路線(※有料)を走り、いよいよ伊豆スカイラインへ。
国内屈指のワインディングロードながら、昨今、無茶なライディングをするライダーが増えて事故が多発している道でもありますので、スピードには要注意を。でも、やっぱりワインディングをバイクで走るのは楽しいです。バイクに乗って楽しむ醍醐味のひとつであることは間違いないです。
観光客の減少からか、道中のには閉鎖されたドライブインなどが見受けられて少し寂しい感じもしますが、その眺めはやはり素晴らしいです。玄岳からもいい景色が眺められます。
やがて、天城高原で伊豆スカイラインを降りて、大室山に。
ちょうどお鉢を逆さにしたようなポッコリした山で、東伊豆の名所でもあります。ちょっと怖いリフトに乗って山頂に行けば、視界に東伊豆の絶景が望められます。
そして、海沿いの道に入り海岸線を少し走ると、やがて伊豆北川温泉の黒根岩風呂に到着。有料(600円)ながら誰でも立ち寄り入浴ができます。近くに駐車場もあるのも嬉しいです。
入口の小屋でお金を払って、意外ときちんとしている更衣室で脱衣して温泉に。ちなみに、男女用同風呂は混浴ながら、別途女性専用お風呂もあります。
脱衣所手前側の風呂は熱く女性専用風呂側の露天はぬるめなので、まずはぬるめのお湯で体を慣らす方がいいと思われます。露天風呂からは目の前に太平洋が眺められ、素晴らしく心地良いです。
ちなみに、女子専用風呂(女子更衣室)は、男性が入れる共同露天風呂の先にありますので、どうしても男性陣は裸を女性たちに見られてしまうのですが、雄大な景色を目の前にするとそんな些細なことは気にならなくなるものです。なお、あくまで経験則からではありますが、日の出時は混浴率が高いように感じられます。もちろん早朝なので、日帰りなら夜のうちから出発する必要がありますが、露天風呂に浸かりながら眼前の海から日の出が上がる様を見ると、その素晴らしさを共有できたことで一緒に浸かっている人みんなと何故か共有感を味わえる良さがあります。
そして、そのあと、近くで伊豆名物の金目鯛を食してもいいですし、時間があればぐるっと河津の方から回って中伊豆の観光地を見ながら帰るのもありです。ちなみに、伊豆スカラインですが、夕景も素晴らしいです。ちょうど、西伊豆側に赤く染まった幽玄の景観を見ることができます。
ぷらっと温泉に浸かりに行くツーリング。濡れた体はきちんと拭いて、暖かい装備で身をまとって、帰路は湯冷めされないようにご注意を。
コメント