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曽我物語と、湘南発祥の地
大磯といえば、東海道五十三次の八番目の宿場として栄え、明治から昭和初期にかけて多くの要人の別荘が建てられ、歴代総理大臣が8人も邸宅を構えた風光明媚な場所です。
特に、故吉田茂は、昭和19年ごろから生涯を閉じる昭和42年まで大磯の邸宅で過ごし、その地は今は整備され大磯城山公園として一般にも開放されています。園内からは箱根連山や富士山などの眺望も素晴らしいです。
ちなみに大磯は、日本三大仇討ちの「曽我物語」の曽我十郎と愛を育んだ大磯宿の遊女の虎との悲恋の場所でもあります。二人の共に過ごした月日は三年でありましたが、十郎が仇討ち後に命を落とした後、64歳で亡くなるまで十郎の鎮魂に生涯を捧げ、愛を貫きました。
近くには、照ヶ崎海岸や湘南平などの風光明媚な場所も多いので、ぷらっと立ち寄ってみるのも楽しいです。
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