関東のお勧め紅葉ツーリングスポット.12~その他

今までご紹介しました9か所の関東お勧め紅葉ツーリングスポット以外の場所をご紹介いたします。但し、絶景スポットであります大山寺や高尾山、鎌倉などは、バイクツーリングだと行きづらかったり(止めづらかったり)、走り的に物足りなかったりする場所は除外させて頂きました。もちろん、今回ご紹介させて頂きました紅葉ツーリングスポットはほんの一部ですので、まだまだ多くの紅葉景勝地はありますし、また、名の知れた混雑している紅葉スポットではなく、バイクで走って自分だけの紅葉スポットを見つけられるのも良いかと思います。

10.谷川岳(群馬県)

  • 谷川岳手 天神平/一ノ倉沢 10月上旬~10月下旬
  • 諏訪峡 11月上旬
  • 照葉峡 10月上旬

関東有数の紅葉スポットでもあります谷川岳。標高1,300mの天神平にはロープウェイで、日本三大岩場の一ノ倉沢へはバスで移動と、バイクで近くまで行けないのが残念ですが、是非、バイクをロープウェイの駐車場の置いて紅葉狩りを楽しみたい場所です。バイクでなら…ということでしたら、水上温泉の近くにあります諏訪峡がお勧め。時間があれば、水上高原、ならまた湖経由で照葉峡までツーリングを楽しまれてみてはいかがでしょうか。

群馬県と新潟県の県境にあります標高1,977mの谷川岳。麓からロープウェイ(往復2,100円)に乗りながら標高1,300mの天神平まで眼下に徐々に色が変化していく紅葉を楽しむことができます。天神平からは眼前に谷川岳を望みながら紅葉で色づいた山肌を楽しめます。ロープウェイ乗り場の駐車場(有料)からバス(500円:20分)での移動にはなりますが、日本三大岩場の一ノ倉沢の絶景も、是非見ておきたいところです。

諏訪峡(諏訪峡大橋より)

水上温泉郷の南、利根川沿いにある渓谷で、秋には川の両岸が紅葉で染まります。諏訪峡入り口にあります吊り橋の笹笛橋からは谷川岳の絶景を望めます。また、利根川を渡る諏訪峡大橋からは川岸のもみじを望め、利根川沿いにあるもみじ公園や清流公園からは、紅葉越しに利根川の水の流れの景観を楽しむことができます。ちなみに、水上温泉郷にある水上館脇にある水上峡の紅葉も綺麗で、橋上から眺められます。

水上高原の奥、武尊山の北面にあります利根川の支流の楢俣川沿いに広がる渓谷で、小滝と清流が織りなす光景は関東の奥入瀬とも称されています。紅葉時も周囲の樹々が朱色に染まりとても綺麗です。渓谷沿い県道63号線が走っていますので、バイクで走りながら渓谷美を楽しむことができます。

11.わたらせ渓谷

  • わたらせ渓谷 10月下旬~11月上旬
  • 高津戸峡 11月上旬~11月下旬
  • 草木湖 10月上旬~11月上旬

栃木県の日光市足尾から群馬県のみどり市へと続く渡良瀬川沿いも紅葉が綺麗なスポットで、川沿いに走りますわたらせ渓谷鐵道からその紅葉美を楽しむことができます。国道122号線も わたらせ渓谷鐵道と共に渡良瀬川沿いを走っていますので、各所で紅葉を楽しむことができますが、但し、ココといった絶景スポットが少なくバイクで止まりづらい部分はあります。その中で、みどり市にある高津戸峡は紅葉絶景のスポットとして有名ですし、アクセスもしやすいのでお勧めです。他には、足尾線が廃線になるまで使用されていた琴平トンネルへの遊歩道や国道沿いにあります草木湖の湖畔なども紅葉が綺麗です。

渡良瀬川の中流にある渓谷で大間々神明宮の境内から徒歩5分ほどで、高津戸峡の紅葉眺望スポットのはねたき橋に着きます。はねたき橋から県道の高津戸橋まで500mほど渓流沿いに遊歩道も整備されていて15分ほどで周遊でき、気軽紅葉狩りができるのもうれしいところ。但し、やはり紅葉シーズン時は混雑必至ですので、朝早めの来訪がお勧めです。

渡良瀬川に造られた草木ダムによって造成されました周囲長12.4kmのダム湖です。国道122号線沿いに草木ドライブインや道の駅 富弘美術館があり休憩しながら湖畔の紅葉を楽しむことができます。

12.武蔵丘陵森林公園嵐山渓谷(埼玉県)

  • 武蔵丘陵森林公園 11月中旬~12月上旬
  • 嵐山渓谷 11月中旬~12月上旬

埼玉県の西部にあります嵐山渓谷は関東平野部内にある峡谷で関越道からのアクセスよく、都心からも近い紅葉スポットとして楽しめるエリアです。近くには同じく紅葉の名所の武蔵丘陵森林公園や、眺望の良い仙元山見晴らしの丘公園や名城跡の杉山城跡などがあり、絶景地とはいえないまでも紅葉が楽しめて、マイナーな場所ながらその分、他の紅葉スポットと違って混み具合も少なく、気軽にぷらっと秋のツーリングを楽しめる場所です。

比企北丘陵に広がる国営公園で、埼玉県内でも有数の紅葉スポットとして有名です。東京ドーム65個分という広大な園内ですが、一番の紅葉の見どころは約500本ものカエデが集まるカエデ園です。また、夜間に紅葉をライトアップする「紅葉見ナイト(もみじみないと)」も実施が予定されています。

埼玉県西部にあります槻川の清流と岩畳が綺麗な渓谷で、県内の有数の紅葉スポットでもあり、紅葉シーズンには多くの観光客が訪れます。赤く染まった周囲の樹々が織り成す景観を楽しむことができます。お勧めは槻川橋や嵐山岩畳、飛び石など。

番外編.松戸(千葉県)

千葉県を代表します紅葉絶景が見れるお寺が松戸市にあります。本土寺と東漸寺になりますが、実は両寺とも境内に駐車場があまり充実していないため、ツーリングで行くには不向きな場所です。アクセスはJR常盤線の北小金駅から本土寺が徒歩15分、東漸寺が徒歩6分で、両寺間は徒歩17分と至近ですので、電車利用が一番お勧めのため番外にさせて頂きました。但し、松戸の他の紅葉の名所であります21世紀の森と広場の紅葉や戸定が丘歴史公園は両寺から離れていますので、それらを見て回るのであればプチツーリングが楽しめます。北小金駅前にはイオンがありますので、買い物ついで…というのもありかと思います。

  • 本土寺 11月中旬~11月下旬
  • 東漸寺 11月下旬~12月上旬

あじさい寺と呼ばれています本土寺ですが、境内には1500本ものモミジの木があり、秋には境内が真っ赤に染まる千葉県を代表する紅葉の絶景スポットでもあります。朱色の仁王門や五重塔と紅葉とのコラボがとても美しい場所です。

東漸寺

1481年に創建したお寺で530年もの歴史があります。境内には風情のある山門や鐘楼があり、紅葉時には風光明媚な景観を楽しむことができます。

番外編.明治神宮外苑(東京都)

  • 明治神宮外苑 11月中旬~12月上旬

都心にあるイチョウ並木で、青山通りから聖徳記念絵画館に向かって約300mの間に約150本ものイチョウが並んでいます。秋にはイチョウの落葉で道が黄色に染まり、黄金色のトンネルとなりとても美しい場所です。場所柄、人通りもあり、ツーリング的ではないですが、早朝のまだ人が少ない時でしたら、バイクを押して、愛車越しにイチョウ並木を撮ることができます。

なお、今回ご紹介できませんでしたが、栃木県の太平山や茨城県の筑波山なども紅葉の名所でツーリングで訪ねやすい場所です。

  • 太平山 謙信平 11月中旬~11月下旬
  • 筑波山 11月上旬~11月中旬
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