都市近郊の「続く道」を走る

爽快路といえば山岳のワインディングロードや海沿いのシーサイドロードを思い浮かべますが、信号の多い都市部ではなかなかそのような道はなかなかありません。しかし、そんな都市部にも隠れた爽快路があります。川沿いの道や堤防道です。

信号や車通りが少なくて、川の景色や匂いを楽しみながら走ることができます。意外と裏道化して車通りの多い道もありますが、逆に狭くて離合困難な箇所がある道は車通りが少なく、まさにバイクで走るのに格好の道です。

今回はそんな川沿いの道の中で、東京都と千葉県の境を流れる江戸川の東京側の川沿いの道を走ってみました。スタートは葛西臨海公園東端に位置する南葛西陸橋交差点で、ゴールは江戸川が分岐する千葉県の関宿城跡まで。約60㎞の道のりです。

まずは南葛西の旧江戸川沿いの道を走ります。マンションが建ち並ぶ都市道ですが、意外と走りやすいです。やがて、県道10号線との交差を潜ると県道450号線新荒川火災堤防線となります。信号が点在し車通りも多いですが、所々で下町感が楽しめます。同県道は篠崎街道という名称になり、そして江戸川水閘門に到着。そのまま県道450号線を走っていきますと号線が451に変わり、堤防沿いを走ります。青い空、川の匂い、吹き抜けていく風と、都市部ながら十分に爽快な走りを楽しめます。

江戸川区の小岩で道が川沿いから離れて町中に入り、踏切りの渋滞などでストレスが溜まりますが、やがて、江戸川の堤防沿いの道に変わります。近くには落差5m程の上小岩親水緑道の滝や、柴又に入ると寅さんで有名な帝釈天や矢切の渡しなどがあります。



そして、外環と交差した先の三郷市横堀橋の東側の交差点から堤防沿いの狭道に入りますと、吉川市の玉葉橋まで約13㎞の信号無しの爽快路を楽し無事ができます。ちなみに玉葉橋の交差点の所は現在、アンダーパスが工事中で、ここが開通すれば、なんと、先の野田橋まで全長約22㎞の信号無し道を楽しめるようになります。その先は川沿いを離れて住宅街に入るので風情は少なくなります。


さて、春日部市に入りますと、道沿いに「地底探検ミュージアム龍Q館」があり、隠れた名所の外郭放水路調圧水槽が予約して見れるので事前に予約して訪ねてみるのもありかと思います。この辺りから川沿いの道は再び爽快路に変わります。



3㎞ほど同爽快路を走り、関宿橋で江戸川を渡り、千葉県の関宿城跡に到着。千葉県の最北部にある関宿城は利根川から江戸川が分岐する地にあり、関東の覇者の北条氏康は「この地を抑える事は、一国を獲得する事と同じ」と評したといわれています。ちなみに現在は模擬櫓が建つ県立博物館になっています。



そして、半飛び地の茨城県の五霞町に入って道の駅ごかで休息を取った後、圏央道で帰路に着きました。













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