六甲高山植物園では、 憧れの高山植物「コマクサ」と「エーデルワイス」が見頃を迎えました。
同園のシンボルマークにもなっている「コマクサ」は、 日本の高山植物の女王 と称される花です。 神秘的な瑠璃色の葉と、 あでやかな桃色の花との調和が素晴らしく、 高山帯に行かなければなかなか見ることのできない貴重な花です。 「エーデルワイス」は、 オーストリア、 スイスの国花であり、 歌でも有名な花 です。 人が容易には近づけない岩の裂け目などに自生することから、 登山家たちの憧れの花とも言われます。
◆コマクサ(ケシ科)
北海道、 本州(中北部)に分布する日本の高山植物を代表する花です。 高さは約10cm、 花は径約2cmですが、 地中に伸びる根は、 1mにもなります。 他の植物が生育できないような岩場に、 どの草とも一緒にならず孤高を守って咲いています。 当園に咲く「コマクサ」の見頃は6月下旬ごろまでの見込みです。
◆エーデルワイス(キク科)
ヨーロッパアルプス、 チロルやバイエルン地方の標高3,000m~3,500mの日当たりのよい岩場や草原に生育する多年草です。 高さは、 5cm~25cmほどと生育環境によって異なります。 エーデルワイスとは、 ドイツ語で「高貴な白」という意味です。 当園に咲くエーデルワイスは、 6月下旬頃までお楽しみいただける見込みです。
◆営業概要
- 【開園期間】~11月23日(水・祝)
- 【休園日】6月23日(木)、 30日(木)、 7月7日(木)、 14日(木)
- 【開園時間】10:00~17:00(16:30受付終了)
- 【入園料】大人(中学生以上)700円/小人(4歳~小学生)350円
- 【六甲山ポータルサイト】 https://www.rokkosan.com/
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