小説「雪国」の舞台

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」

文豪、川端康成の名作「雪国」の舞台は新潟県の湯沢町。わずかですが「雪国」に出てくる場所が町中に点在しています。「雪国」を読んでから訪れるとより趣きを味わえます。

「雪国」に書かれた狛犬が鎮座する諏訪社。厳かで雰囲気があります。

関越道の湯沢ICで降りて、川端康成が書いた小説「雪国」の舞台を巡って見ることにしました。とはいえ、旅芸人の一行と共に闊歩した「伊豆の踊り子」とは違って、「雪国」は男女の心情がメインに描かれた作品のため、意外とその舞台は少ないです。それでも、雪国の碑や雪国が執筆された宿、そして文中に登場する狛犬や岩がある諏訪社などを巡ってみました。

「雪国」の有名な冒頭の一節が刻まれた「雪国の碑」
「街道の村に入ると…」と書かれた旧三国街道(下宿)
「苔のついた狛犬の…」と書かれ駒子が腰を下ろした諏訪社境内にあります平らな岩。
小説のヒロインの名がつけられた温泉施設「駒子の湯」(500円)。
「雪国」執筆の宿「高半旅館」碑前にて
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