日本三大酷道で行く、滝の道(三重県・奈良県)

三重県の尾鷲市と和歌山県の御坊市を繋ぎ紀伊半島を横断する国道425号線沿いには多くの滝が点在し、まさに滝の道と言えます。但し、酷道425号線とも言われるように転落事故も多い狭路のため、走行にはご注意を。

清納の滝〜国道425号線から脇道に入ったところにある滝で、駐車スペースから徒歩5分。落差15mほどの滝ですが、水量があり、間近で見れ
るエメラルドグリーンの滝壺がとても綺麗な滝です。マイナスイオンの滝とも呼ばれています。
国道425号線の月谷橋付近の駐車スペースから川沿いの遊歩道を15分ほど歩くと着く落差85mの段瀑の千尋の滝。これだけ落差があり迫力ある滝の滝前まで行けるのがこの滝の良さ。但し、滝近の岩場は濡れて滑りやすいのでご注意を。

紀伊半島を横断する国道425号線。舗装路ながら狭路で落石も多く、日本三大酷道にも数えられています。そんな国道ですが、三重県と奈良県の県境の周辺には秘滝が数多くあります。

国道425号線の月谷橋上から見ることができる落差60mの月谷滝。ガレ場の道ですが橋から徒歩5分で滝前まで行けます。千尋の滝と同駐車場なので、あわせてぜひ。

※国道425号線沿いにある駐車スペースから徒歩20分ほどで行けるアナギの滝。左に岩上を落水する落差30mの陽の滝と、右に美しい滝壺に流れる落差5mの陰の滝という二つの異なるタイプの滝を同時に見れるまさに秘滝です。軍手・長靴持参推奨。

前鬼川・不動七重の滝〜国道425号線からは少し離れていますが、ぜひ訪ねたいのが不動七重の滝です。日本の滝百選にも選ばれている落差100mの七段瀑です。滝展望台がありますが、手前の森林浴歩道から美しい前鬼ブルーの前鬼川沿いを歩き滝本を見るのもおすすめです。

しかも、山奥ながら国道から山行なしで行けるのが嬉しいところ。ここで紹介したのは一部の滝で、その他にも不動滝や岩屋谷の不動滝、岩屋谷滝など。また、滝ではないですが、堤高103mの坂本ダムの放水も迫力があります。

国道425号線の奈良県と三重県の県境近くにある落差105mのかくれ滝。その名の通り国道からは見えず100mほど遊歩道を歩いた先にあります。

ぜひ、バイクならではの酷道&滝巡りをしてみてはいかがでしょうか。

※日本三大酷道(国道)と言われていますのは、上記の国道425号線(奈良県・和歌山県)のほか、国道439号線(徳島県・高知県)と、国道418号線(長野県・福井県)になります。

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