令和6年8月20日(火)、崩落し通行止めとなっていた観光山岳道路「乗鞍スカイライン」の仮復旧工事が完了しました。これにより約2年ぶりに岐阜県側からも乗鞍岳へ行くことが可能になりました。同日、開通式が開催され、開通を待ちわびていた観光客や関係者が盛大に祝いました。日本一手軽に3,000メートル級の登山が楽しめる山「乗鞍岳」へ、ぜひお越しください。
岐阜、長野両県にまたがる乗鞍岳に岐阜県側からバスやタクシーなどでアクセスできる人気のルート「乗鞍スカイライン」は、令和2年7月の豪雨で崩落し、復旧後の令和4年9月に再崩落したことによって長らく通行不能となっていました。この度、仮復旧工事が完了し、令和6年8月20日(火)午後1時に開通しました。
開通を祝い、乗鞍の麓にあるほおのき平駐車場と乗鞍岳の畳平において、乗鞍エンジョイプロジェクト協議会による開通式が開催されました。
まず始めに、ほおのき平駐車場にて関係者によるテープカットが行われ、地元丹生川町の小学生が加入する「乗鞍連峰太鼓ジュニアの会」による盛大な太鼓演奏の中、第一便となる観光バスが出発しました。その後、関係者を乗せたラッピングバスが乗鞍スカイラインを通行し畳平へ。
あいにくの天候で霧がかかり、乗鞍スカイラインの美しい景色を十分に見ることはできませんでしたが、約2年ぶりとなる乗鞍スカイラインの走行を楽しみました。
畳平へ到着すると、丹生川町の両面宿儺のゆるキャラ「すくなっツー」が参加者をお出迎え。
乗鞍バスターミナルの前では、丹生川町のこま草保育園の園児による元気一杯な合唱披露が行われ、集まった観光客や関係者を楽しませてくれました。また、来訪の皆さんへ地元の特産品であるトマトが配布され、乗鞍スカイライン開通の喜びを共に分かち合いました。
日本百名山にも数えられる乗鞍岳は、日本一手軽に3,000メートル級の登山が楽しめる山であり、高山市民にとってシンボル的な山でもあります。
新しい迂回道路(トンネル)工事が完成する令和9年までは仮設橋による片側交互通行とはなりますが、乗鞍スカイラインを通って岐阜県側からも乗鞍岳へ行けるようになったということは、高山市民にとって大変喜ばしいことです。壮大で美しい景色が楽しめる乗鞍スカイラインを通って、また沢山の方に乗鞍岳へお越しいただくことを心より期待しています。
飛騨乗鞍観光協会ホームページ
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