暑い夏が終わり、爽やかな秋晴れのもと、秋ツーリングの季節になります。さて、どこに行こうか…という方に、おすすめの目的地のカテゴリーをご紹介いたします。よろしかったら、ご参考にしてください。
１.紅葉
秋といえば、やはり紅葉ツーリング。赤黄色に染まった沿道の紅葉を見ながら爽快路を走るのも格別で、秋ならではのツーリングの楽しみです。但し、著名紅葉地は渋滞が必至ですので、早朝に訪ねるとか、もしくは、著名紅葉地ではなく紅葉が綺麗な道を走るなど、他の観光客の方々と重ならない訪ね方がいいようです。
２.秋の味覚
「食の秋」とも言われますように、秋刀魚、カツオ、鮭、牡蠣、ぶどう、柿、梨、栗、きのこ類などなど、秋が旬の味覚を楽しめる食材が多くあります。ぜひ、事前に地物の旬の食材を使った食事処をチェックして、この時期ならではの旬の食材を食べに行くツーリングはいかがでしょうか。但し、人気の食事どころは昼時にはなかなか入れない場合もありますので、早めに訪ねるか、道の駅内の食事処を目的地にするのもありかと思います。
３.夕焼け
秋の象徴の一つともいえます夕焼け。日没時に地平線や水平線が赤く染まるその情景は、とても情調的です。秋の空は爽やかなこともあり、光が広がり空一面が赤く染まる綺麗な夕焼けを見ることができます。時間帯的にも日没が16時〜17時ということもあり、ツーリングの締めくくりに立ち寄りたい目的地の一つです。間違いないようにしたいのは日が沈む側（西の空）に見ないと夕焼けが見れないということです。どこに行けば綺麗な夕日が見れるの？という方は、「日本の夕陽百選」や、下記の「夕日絶景ランキング」を参考にしてみてはいかがでしょうか。
■夕日絶景ランキング
４.温泉
ツーリング中に立ち寄る温泉もまた、楽しみのひとつでもあります。特に冷えた身体をいいお湯で温めつつ、外の景色を望むのは至極のひと時といっても過言ではないかもしれません。冬場に降雪や凍結で行けなくなる積雪地の温泉も、秋の今なら行きやすいです。また、露天風呂から紅葉の景色などを見ることもできます。おすすめは、「日本の秘湯を守る会」の宿です。宿泊地が多いですが、立ち寄り湯に入れるところもあります。とにかく、泉質がいいです。但し、湯冷めしやすい方は、休憩所などで少し身体の温度を下げてから、バイクに乗った方が良いようです。
５.人気のツーリングロードの走り収め
人気のツーリングロードの特に山岳路は11月や12月に冬季閉鎖に入るところが多いです。人気ツーリングロードの今年最後の走り納めとして、走りに行ってみるのも目的地の一つとして楽しいと思います。夏には多くのライダーが訪れていた人気のツーリングロードも、晩秋には人も少なく、ゆっくりできる上、好天ならば空気が澄んでいるので、遠くの景色まで見えることが多いようです。但し、冬季閉鎖になるということは凍結や積雪のためということで、気温がかなり寒いのと、場合によっては冬季閉鎖前でも雪がちらついたり凍結している場合もありますので、事前に（もしくは現地で）確認されておくことをおすすめします。
6.秋祭りやイベント
夏もそうですが、秋祭りと言われるように、秋の収穫の御礼にお祭りが行われるところも多いですし、また、秋は晴天率も高いということでイベントが行われることも多いようです。そんな、秋祭りやイベントをツーリングの目的地にしてみてはいかがでしょうか。できれば大きなお祭りではなくて、小さな地元ならではのお祭りやスタンプラリーなどに参加してみると、地域性を感じられて、より思い出深いツーリングになるかもしれません。
７.イルミネーション
イルミネーションと言いますと冬のイメージがありますが、11月から始まるイルミネーションも多く、まだ寒くならないうちに綺麗なイルミネーションを見ることができます。もちろん暗くなってから始まりますので、なかなかツーリング中にイルミネーションを目的地にするという方は少ないかとは思いますが（特にソロツーリングの場合は）、それでも昨今のイルミネーションは壮大なものも多く（有料の場所が多いですが…）、見れば感動する方も多いかと思います。さすがに冬は、夜は寒さがきつくて行きづらくなりますので（凍結も怖いですし）、見に行くなら今の時期がチャンスかと思います。
コメント