地元の食材や木製品を使った斬新でサステナブルな「神楽五穀豊穣弁当」で、神楽の鑑賞を楽しむ。
梼原町商工振興協同組合は、 国指定重要無形伝統文化財「津野山神楽」を最新の8K撮影とVR(バーチャルリアリティ)技術で体験・再現するコンテンツを制作いたしました。 また、 神楽を見る楽しみをさらに高めるため、 地元の原材料や木材を活用した「神楽五穀豊穣弁当」を環境に配慮した継続商品として開発・提供いたします
【URL】 https://www.youtube.com/watch?v=f-QsvWfgq7M
雲の上のまち「梼原町」
梼原町は、自然美にあふれた山あいの小さな町です。標高1,455mの四国カルスト台地を背景に、面積の91%を森林が占める自然豊かな土地であり、この四国カルスト台地は、日本で唯一のカルスト地形を構成し、ほぼ無傷の自然がいたるところに残されています。晴れた日などには太平洋から瀬戸内海まで一望できます。
重要無形民俗文化財「津野山神楽」
津野山神楽は、延喜13年(913)に藤原宣孝が藤原範隆が現在の津野町・梼原町に遷座し、開拓に着手した際に、三島神社を勧請したのが始まりといわれています。秋の祭典では、五穀豊穣、無病息災を祈願して氏子が神社へ奉納しまう。この祭典には、伝説的な信仰を劇化した11の演目と6つの仮面舞踊が盛り込まれており、複雑な動きで構成されるこの舞台芸術は、約8時間かけて行われています。
ゆすはら座
1948年に北町に建てられた梼原座は、1995年に現在の東町に移設・改修されました。大正時代の建物で、モダンな外観、花道のある舞台、2階への踊り場、天井の細かな装飾など、和洋折衷の造りになっています。高知県内唯一の木造プロセニアムとして、「梼原公民館」の愛称で親しまれ、演劇、歌舞伎、映画など、地元の人々の娯楽の場として親しまれてきました。
所在地:高知県高岡郡梼原町梼原1496番地1
重要無形民俗文化財「津野山神楽」VR体験
国の重要無形民俗文化財「津野山神楽」を体験できる施設がなく、国宝の神楽をより多くの人に見てもらいたいと考えました。この高度な技術によって、重要無形民俗文化財の意義、美しさ、歴史を存分に味わうことが可能となりました。
バーチャルリアリティ、8K映像、多言語による詳細な解説コンテンツで体験することができ、この時代の芸術をより深く理解することができます。また、18小節、8時間に及ぶ神楽の各小節を鑑賞できるよう、システム構成を自由に選択できるようになっています。
梼原の食材を堪能できるお神楽五穀豊穣弁当
五穀豊穣を願うお神楽、地域産品を味わえるサステナブル弁当の提供
地元の味をふんだんに盛り込んだ、ワクワクするようなお弁当を開発。梼原町が町の代表食材として認定している雉や地域のオーガニック野菜を活用した映えるお弁当です。
ランチボックスや箸は地域特産の木材を使用したリユースが可能で環境に配慮しています。持続可能な方法を用い、地元の生産者を支援することで、お客さまにも環境にもメリットがあります。
「津野山神楽」を感じる町内散策
国の重要無形民俗文化財「津野山神楽」を育む梼原町の神楽に関するポイントを巡るツアー 。津野山神楽が奉納される三嶋神社など神楽に係る文化体験。
三嶋神社
一千余年の歴史を引き継ぐ津野山神楽が舞い継がれる三嶋神社。境内には開祖津野経高を祀る津野神社や朝鮮松(ハリモミ)等があります。また、境内に続く屋根付きの木製の橋は神幸橋と呼ばれています。神幸橋を渡りおえた場所の左手より脱藩の道が始まります。
所在地:高知県高岡郡梼原町川西路2196
一般社団法人 ゆすはら雲の上観光協会
高知県高岡郡梼原町梼原1426-2ゆすはら・夢・未来館1階
https://yusuhara-kumonoue-kanko.jp
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