１．祖谷（徳島県）
日本三大秘境のひとつで四国の山奥に位置しますが、渓谷に沿って国道や県道がはしっていることもあり、比較的アクセスがしやすい場所でもあります。特に高知自動車道を使うと至便で、井川池田ICや大豊ICからのアクセスが便利です。とはいえ人気の観光地でもありますため、週末は狭路が混むこと必至です。紅葉時は特に離合困難箇所などで渋滞起こりがちですので、できれば、落合集落やかずら橋あたりは早い時間の訪問がお勧めです。逆に大歩危・小歩危は開けていますので後で訪問してもよいかと思います。
- 落合集落 10月下旬～11月中旬
- 祖谷渓 10月下旬～11月中旬
- 祖谷かずら橋 11上旬〜11月中旬
- 大歩危・小歩危 11月中旬～11月下旬
落合集落～東祖谷の中央部、標高差390mの山の急傾斜地にある集落で、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。秋になりますと近くの落合峠とともに周囲の山々が赤黄に染まり、色鮮やかな秘境風景を楽しむことができます。対面の展望所から集落の全景を見ることができます。
祖谷渓～祖谷川の下流に20kmにわたり続く渓谷で、日本三大秘境のひとつです。最高200mにもなる断崖絶壁があり、錦秋には谷底から峰まで全山が紅葉しが色鮮やかに彩られます。小便小僧の像やV字型に切れ込んだひの字渓谷などの観光スポットもあります。紅葉の見どころとしましては、落合集落付近、龍宮崖公園、祖谷のかずら橋、ひの字渓谷、小便小僧、祖谷渓展望台など。祖谷川沿いに沿って国道や県道が走っていて各所は立ち寄りやすいので、アイクで走って移動しながら各スポットを立ち寄っていかれるのが良いかと思います。
祖谷かずら橋～シラクチカズラで作られた橋で、日本三奇橋のひとつでもあります。祖谷のシンボル的な橋で、赤黄に色づいた樹々に橋が囲まれる時季には、多くの観光客が訪れます。渡橋には550円かかりますが、渡橋の順番待ちで長蛇の列ができますので、橋を渡る場合は早朝か平日の訪問がお勧めです。奥祖谷二重かずら橋もあります。
大歩危・小歩危～吉野川沿いに続く約8ｋｍにわたる渓谷で、間近で迫力ある奇岩やＶ字谷の景観を見ることができます。秋にはエメラルゴグリーンの清流と朱色に染まった紅葉とのコントラストがとても綺麗です。国指定の天然記念物で、国の名勝にも指定されています。遊覧船からだとより綺麗な渓谷美と紅葉を望めます。道の駅もあります。
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