観光資源スコア TOP100 発表！

2022年10月16日

全国市町村ランキング

特定非営利活動法人青山デザインフォーラム（ADF）は観光検索サイト「タビイコ」の登録データからそれぞれの市区町村が保有している観光資源のスコアを公開しました。　 https://www.tabiico.com/

観光資源保有ＮＯ１市区町村は京都市！

観光資源スコア1000を超えたのは京都市・奈良市・台東区・大阪市の4市区です。なかでも京都市は3795をマークし断トツのスコアです。 2位奈良市1365、 3位台東区1326、大阪市1139と概ね3倍くらいの差をつけています。全国の市区町村の平均スコアは64.3となっており、また、観光資源スコア0点の市町村は10あります。

東京都トップ100入り最高の9区！

京都府は京都市のみがトップ100入りしており、いかに京都市に依存しているかが良く解ります。その点東京都は9区もトップ100に入っておりバランスよく観光資源を保有している事が解ります。東京都のトップ100入りの区は台東区（全体の3位）、次いで千代田区（同10位）、港区（同13位）、文京区（同24位）、新宿区（同25位）、世田谷区（同27位）、渋谷区（同47位）、中央区（同52位）江東区（同74位）となっております。

また、他の道府県で複数の市がトップ100入りしているのは滋賀県の5市、次いで新潟県、神奈川県、兵庫県、広島県の4市の順となっています。

47都道府県庁所在地においてトップ100入りしていない都道府県は？

都道府県庁所在地でトップ100入りしていない県は佐賀県・青森県・茨城県・千葉県・沖縄県・栃木県の6県になります。他の41都道府県はトップ100入りしています。

政令指定都市におけるトップ100をはずした都市は２つ！

千葉市、相模原市は残念ながらTOP100からはずれています。それぞれ119位・153位となっております。 20政令指定都市順位は京都市（1位）、大阪市（4位）、名古屋市（5位）、神戸市（6位）、横浜市（7位）と順調にトップ10入りを果たしています。以下、福岡市（11位）、仙台市（14位）、新潟市（16位）、静岡市（19位）、岡山市（22位）、札幌市（28位）、広島市（32位）、浜松市（33位）、北九州市（35位）、熊本市（36位）、さいたま市（71位）、堺市（74位）、川崎市（98位）の順位となっております。

都道府県庁所在地以外のトップ100入りの市町村は？

上位50位まででは（東京都は省く）15市。 1位は日光市（17位）、 2位鎌倉市（20位）、以下、高山市、松本市、長浜市と続く。　51～100位の中には35市町が入っています。

市区以外でトップ100入りしているのは3町のみ！

そのなかでも和歌山県の高野町（同1位）が309スコアで第1位、ついで奈良県の斑鳩町（58位）、群馬県のみなかみ町（97位）となっており町としては大きな観光資源を保有している事になります。

都道府県別保有観光資源ベスト10

京都府を抑えて堂々のトップは東京都（スコア7054）2位京都府（5390）と圧倒的な差をつけています。 3位北海道（4643）、 4位長野県（4572）と続き意外性があります。両県に共通して言える事は自然が豊かな地域です。アトラクティブスの風光明媚の項目が高い（1位・2位）ところをみても納得がいきます。 5位愛知県、 6位兵庫県と続きます。東京が多くの外国人観光客を集客出来ているのも都市の魅力以外にこのように多くの観光資源を保有しているのが起因しているものと思われます。