六甲高山植物園では、山里の貴婦人「キイジョウロウホトトギス」が見頃を迎えました。
和歌山県の紀伊半島南部にのみ自生するホトトギスの仲間で、 絶滅危惧II類 に分類される希少な植物です。黄色い花をすずなりに咲かせる姿は大変美しく、その姿を平安時代の貴婦人「上臈(じょうろう)」に見立てて名付けられました。カメラマンをはじめとした多くの方から人気の秋の花です。
本州(紀伊半島南部)に分布する多年草です。深山のがけから垂れ下がるようにして生育しています。長さ40~80cmの茎はしなだれて、節々に重なって花を咲かせます。その姿が優雅で美しく、平安の昔、宮中に奉仕した貴婦人“上臈”に見立て、この名がついています。また、 “キイ”とは紀伊半島にのみ自生することからついています。当園に咲く「キイジョウロウホトトギス」は、約200株で、現在見頃を迎えており、 10月中旬頃までお楽しみいただける見込みです。
◆営業概要
【入園料】大人(中学生以上)700円 / 小人(4歳~小学生)350円
【開園期間】~11月23日(水・祝) ※期間中無休
【開園時間】10:00~17:00(16:30受付終了)
【駐車料金】平日:500円、土日祝:1,000円
※新型コロナウイルス感染症の影響により、営業・イベントの内容を変更・中止する場合があります
六甲山ポータルサイト https://www.rokkosan.com
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