長野県白馬村に地域初のコンテナホテル「raw_」グランドオープン

目次

1日3組限定。最小単位の箱で、飾らない滞在を

長野県白馬村に2022年9月30日(金)、地域初となるコンテナホテル「raw_(ロウ)」がグランドオープンいたします。役目を終えた海上コンテナを再利用した、白馬エリアでは初めてのタイプの宿泊施設です。 rawとは「生の、未加工の、元となる」などを意味する言葉で、コンテナという最小単位の箱でできた空間で、飾らない滞在を楽しんでいただきたいという想いで名付けました。
白馬五竜スキー場近くの国道ロードサイド(ラーメン屋「高橋家」敷地内)という便利な立地にあり、コンテナの中にいることを忘れるほど上質な宿泊体験を1日3組限定でお楽しみいただけます。

公式サイトURL: https://concept-raw.com/

白馬エリア初のコンテナホテル「raw_」グランドオープン

「raw_(ロウ)」は、長野県白馬村にある地域初のコンテナホテルです。海上コンテナを再利用して素材感をいかし、一棟ごとに独立したプライベート空間に仕上がりました。大中小の3つの部屋を備え、スキーや登山などのアウトドアを楽しみに白馬村を訪れる人をターゲットに、 1日3組限定にて宿泊営業をスタートします。

近年、アウトドア需要の高まる白馬エリアでは、ワーケーションスタイルの滞在にも適した一棟貸しやコンドミニアムタイプの宿泊施設が増加しておりますが、コンテナ建築の宿泊施設はこれが初めてとなります。外装や人的サービスにかかるコストを最小限に抑えることで、リーズナブルな価格帯のまま、客室の内装・設備のクオリティを上げることに成功しました。

スキー場やJR白馬駅などにもアクセスしやすい国道ロードサイドに位置し、隣接する同じくコンテナ建築のラーメン屋「高橋家」と連結してひとつの大きなコンテナ複合施設が誕生します。大自然にふれる旅では遊ぶ人にも自然体でいてほしい、という考えの元、自分自身の“raw”な状態を取り戻して普段どおりに過ごしていただける宿泊施設を目指して運営してまりいます。

コンテナホテルとは? 役目を終えた海上コンテナをゼロから宿泊施設に

「raw_」の建物は、役目を終えた海上コンテナを組み合わせてできています。海上コンテナの耐久年数はおよそ15年といわれ、年数を経ると国際輸送用から国内市場用に回されます。その後にコンテナとして使用できなくなったものを倉庫やコンテナハウスとして再利用するケースも増えており、「コンテナホテル」という新しい宿泊施設は、建築業界においても近年、注目度が高まっているスタイルです。

私たちは、自然環境への負荷を少しでも減らそうと、コンテナの活用を選んでいます。繰り返しの衝撃にも耐えられるよう作られたコンテナは、耐水・耐火性に優れたとても頑丈な「箱」で、人が中で過ごすにも安心して使える建材です。コンテナの中にいることを忘れてしまうほど快適な滞在を保証します。

raw_のお部屋と設備

滞在スタイルに合わせてお選びいただける3つのお部屋タイプをご用意しました。冬には豪雪地帯となる白馬村でも快適にお過ごしいただけるよう、耐久性の高いコンテナに一流の防音・断熱加工を施しました。 #1と#2のお部屋にはキッチンが付き、 2Fにプライベートウッドデッキと露天風呂がございます。大自然に癒やされながら、時間を気にせずゆったりと滞在をお楽しみください。

ROOM #1 賑やかに過ごせるカリフォルニアスタイルルーム

明るく爽やかな雰囲気の、開放感あふれるお部屋です。大人4名・子供2名の最大6名が泊まれ、ファミリーや友人グループでの賑やかな滞在におすすめです。
ベッドルームはKingとDoubeの2部屋、電子レンジや冷蔵庫のあるキッチンも備え、ミニマルながら自宅のように快適にお過ごしいただけます。室内にシャワールーム、 2Fのルーフトップテラスにはバスタブを備えています。

広さ 42.78平方メートル 
定員 4名(ベッドルーム2部屋)
設備 free wi-fi/テレビ/エアコン/電子レンジ/冷蔵庫/IHコンロ

ROOM #2 ちょうどいい広さのNYスタイルルーム

「かっこいい」を表現したミドルサイズのお部屋です。お二人での利用に特化し、カップルやご夫婦、友人同士での利用におすすめです。木の温かみがありながらもアイアンがアクセントになるモダンな空間に仕上げました。
Doubleサイズのベッドを1つ備え、大人2名・子供1名での宿泊が可能です。ベッドルームや洗面スペースは落ち着けるモノトーンで統一し、 2人利用ながらキッチン、 2Fのルーフトップテラスにはバスタブを備えています。

広さ 28.52平方メートル 
定員 2名(ベッドルーム1部屋)
設備 free wi-fi/テレビ/エアコン/電子レンジ/冷蔵庫/IHコンロ

ROOM #3 コンパクトで機能的な北欧スタイルルーム

いらないを削ぎ落とした、ミニマルなお部屋です。機能性とリーズナブルさを求め、遊びに重きを置く方にぴったり。 1~2名でご利用いただけます。この部屋にだけ最高品質のDoubleサイズベットを導入し、コンパクトながら上質な体験を提供します。テレワークにも最適な作りとなっており、快適なリゾートワーケーションをお約束いたします。

広さ 14.26平方メートル 
定員 2名
設備 free wi-fi/テレビ/エアコン

地域産やオーガニックにこだわったアメニティ、こだわりの家具・生活用品

室内には使い捨てアメニティを設置せず、置き型ボトルに統一しました。地元産(白馬や信州)やオーガニックにこだわったバス&スキンケアアイテム、伝統的な技術で作られたキッチン用品、白馬の人気カフェ「sounds like cafe」のコーヒードリップバッグや安曇野ハーブスクエアのオリジナルハーブティーなど、思わず日常にも持ち帰りたくなるようなアイテムを室内にたくさん詰め込みました。

raw_は家具・生活用品にもこだわりました。 ROOM #1には、一つ一つ違った印象を見せる古材のアイテムを多く取り入れました。ヴィンテージ感のあるソファや抜け感のあるチェアを使い、開放的でカジュアルな空間に。 ROOM #2はスタイリッシュな印象になるように、アイアン家具で揃えました。細身のフレームが空間を広く見せ、 2名様用ながらゆったりご利用いただけます。 ROOM #3は一番小さなお部屋だからこそ、温かみと居心地のよさを感じられるよう、シンプルな木製家具を選びました。インテリアデザイナーによる、すべてのアイテムに意味のあるセレクトです。

無駄を削ぎ落とし、いつもの自分らしく暮らすように泊まるスタイルを、自然を愛する人が集う白馬エリアから広げ、 raw_での体験を日常生活にも取り入れていただきたいと考えています。

おすすめの利用シーン

親子孫3世代や2家族でのご旅行に
一番大きな部屋には2ベッドルームを備え、最大で大人4名子供2名が泊まれます。コンテナという独立したプライベート空間で、他の宿泊者様を気にせず、家族水入らずで快適にお過ごしいただけます。

友人グループでアウトドアを楽しみに
好きな時間にチェックインでき、ホテルよりも自由な過ごし方ができるため、アウトドア好き仲間と複数人での宿泊にもおすすめです。最大4名でご宿泊いただくと、 1名様あたり1泊6,250円~でご利用いただけます。

パートナーとのワンランク上の宿泊に
ミドルサイズのお部屋はダブルベッドルーム1つを備え、パートナーとの宿泊にぴったり。キッチンや露天風呂が付いた空間で自宅のようにくつろぐ旅は、いつもとは一味違う体験になるはずです。

個室で気ままに過ごすお一人様ステイにも
小さなお部屋は、お一人様での滞在にも最適なミニマルな作りになっております。いらないものを削ぎ落とした機能性抜群の空間は、無駄のないスマートな一人旅にもおすすめです。

地域初のコンテナホテル「raw_」誕生の社会背景

昨今のアウトドアブームに伴い、通年型マウンテンリゾートとしての白馬エリアのブランド価値は急上昇しています。冬季以外のグリーンシーズンの観光開発が進み、キャンプやグランピングをきっかけに、ライトアウトドア層など以前よりも幅広いお客様にお越しいただけるようになりました。一方で、感染症によるインバウンド観光客の激減や気候変動による雪不足の影響は大きく、冬季のみに頼らずオールシーズン楽しめるリゾートとして盛り上げていくことは地域全体の課題となっています。

白馬エリアには、スキーブーム全盛期に建設された旅館やペンションが多く、老朽化や人手不足による稼働率低下が問題視されています。そんな中、白馬を訪れる人たちの求める宿は年々変化しており、「raw_」はそうした新時代のニーズにあわせて生まれました。昔のように車中泊はできないし、素泊まりも物足りない。けれど、ラグジュアリーホテルに泊まって観光がしたいわけじゃない。そんな声を受けて、「raw_」は普段のまま飾らずに過ごせる空間を追求し、時代に合った合理的な運営をしていきたいと考えています。

白馬エリアについて

raw_があるのは、世界有数のマウンテンリゾート、長野県白馬村。
雄大な北アルプスの麓には人々の生活圏があり、自然と寄り添いながら生きる心を感じられます。四季ごとに違う愉しみがあり、訪れるたび違う表情を見せてくれる白馬は、国内外からたくさんの人が集まるエリア。圧倒的スケールの大自然とそこで育まれた地域文化が、あなたの旅に最高のインスピレーションを与えてくれることでしょう。

宿泊施設概要と予約方法

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次