静かなエンジン始動や燃費節約をもたらす制御技術を採用
ヤマハ発動機株式会社は、水冷・155cm3の“BLUE CORE※”エンジンをコンパクトなボディに搭載したスクーター「NMAX155 ABS」をモデルチェンジし、5月25日から順次発売します。
主な特徴は、1)着信通知や燃費管理が可能なスマートフォン専用アプリ対応、2)平成32年排出ガス規制適合の「BLUE CORE」エンジン、3)静粛かつ振動の少ないエンジン始動をもたらす「Smart Motor Generator」、4)低燃費に貢献する「Stop & Start System」、5)スタイルと機能性をバランスさせた新フレームと快適な乗り心地を支える前後サスペンション、6)信頼性と質感の高さを表現したスタイリングなどです。
「NMAX155 ABS」は、欧州や日本で人気の「MAXシリーズ」のDNAを受け継いだ斬新なスタイルと高速道路も走行可能な155cm3エンジンが生み出すスポーティな走りをコンパクトなボディに凝縮させたモデルです。なお、製造は当社グループ会社PT. Yamaha Indonesia Motor Manufacturing が行います。
【NMAX155 ABSの新たな特徴】
1)着信通知や燃費管理が可能なスマートフォン用専用アプリ対応
本モデルは、専用アプリ「YAMAHA Motorcycle Connect(略:Y-Connect)」をインストールしたスマートフォンとペアリングが可能です。ペアリングにより次のような機能が拡充します。
- (1)車両メーターへのスマートフォン通知の表示~電話やメールの着信、スマートフォンのバッテリー残量などを表示
- (2)スマートフォン画面のサブメーター利用~エンジン回転数、スロットル開度、エコ運転状況などを表示
- (3)オイル・バッテリーのメンテナンス推奨時期のお知らせ
- (4)燃費管理
- (5)車両の最終駐車位置確認
2)平成32年排出ガス規制適合の「BLUE CORE」エンジン
エンジンには、「Smart Motor Generator」を採用しました。始動時はスターターモーターとして機能し、走行時はジェネレーターとして働きます。従来のスターターモーターと減速ギアが不要となり、軽量・コンパクト化と静かなエンジン始動を実現しています。
3)静粛かつ振動の少ないエンジン始動をもたらす「Smart Motor Generator」
エンジンには、「Smart Motor Generator」を採用しました。始動時はスターターモーターとして機能し、走行時はジェネレーターとして働きます。従来のスターターモーターと減速ギアが不要となり、軽量・コンパクト化と静かなエンジン始動を実現しています。
4) 低燃費に貢献する「Stop & Start System」
信号待ちなどで停車すると自動的にアイドリングを停止して燃料消費を抑え、再発進時には静かな始動で発進できる「Stop & Start System」を採用しました。アイドリング停止後の再発進は、スロットルグリップを回すことで、瞬時にエンジンが掛かり滑らかに発進できます。
5) スタイルと機能性をバランスさせた新フレームと快適な乗り心地を支える前後サスペンション
スタイルと走行性能・実用機能をバランスさせた新設計フレームを採用しました。スポーツ系スクーターのプラットフォームとして熟成・進化させており、軽すぎず、適度に手ごたえのあるハンドリングと接地感を実現しました。前後サスペンションは最適なセッティングを施しました。特にリアサスペンションは、実走行での官能評価を繰り返し、バネ定数と減衰力のバランスを整えました。また、前後ともに軽量キャストホイールを採用し、バネ下重量の軽減を図っています。
6)信頼性と質感の高さを表現したスタイリング
“Prestige Confidence”をデザインコンセプトに、初めてスクーターに乗る方にも一目でわかる快適性・信頼性の表現やビジネスクラスに乗るような優越感をスタイリングのポイントとしてデザインしました。
広い居住空間や高い収納力、LEDヘッドランプによる精悍な表情により日常の使い勝手と誇れる外観を融合しました。加えてMAXシリーズの特徴である前後アクスルを貫く、力強く引き締まったブーメランイメージのサイドパネルにより信頼感を表現しました。
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