MALAGUTI 再興。東京モーターサイクルショーでデビュー。

モータリスト合同会社は、3月24日から開催される「東京モーターサイクルショー」で、新たなラインアップとしてマラグーティ(Malaguti)をデビューさせる。マラグーティはその復活が2019年のEICMAで発表され、当初はOEMモデルを中心にラインアップを展開。このほど完全にオリジナルとなるモデル群を用意できるのを契機に、日本でも取り扱いが始まる。Malagutiは、“The Spirit Of Bologna” (ボローニャの魂)をキーメッセージとする、イタリア生まれのブランドだ。創業は1930年と古く、自転車のライダーだったアントニ-ノ=マラグーティが自らのためのスポーツサイクルを製造するメーカーとして設立され、チームも結成し自転車レースに参戦した。やがてマラグーティはエンジンを搭載したモペッドを生産するようになり、規模を拡大していく。2011年にその製造を停止したが、2018年にオーストリアのKSRグループがマラグーティ家から一切を買い取り、ブランドを再興させた。再興したマラグーティは、2019年のEICMAで復活を宣言。125㏄クラスのロードモデルやオフロードモデル、スクーターなど6機種を発表し販売網つくりを開始した。ヨーロッパでは古くから知られるマラグーティーは、特徴ある美しいデザイン、チューニングパーツの入手が容易な汎用のモーターサイクル/スクーター用エンジンの採用など、個性を求めるユーザーからは高い評価を得てきたブランドだ。

モータリスト合同会社は、再興したMalagutiのモデル群のうち、完全にオリジナルの商品として用意されたニューモデル、DRAKONと、スポーツスクーターであるMissionから取り扱いを開始する。

Mission (ミッション) 125/200

125/200㏄の2つのエンジンを選択可能な、再興マラグーティのトップモデル。圧倒的にスポーティーなルックスと、それを支えるオリジナルの足回りが
走りへの期待を高めるモデルだ。

  • エンジン:水冷4サイクル単気筒124(181)㏄
  • 最高出力:9.0kw@9500rpm(12.9kw@8000rpm)
  • 最大トルク:10.5Nm@7750rpm(15.5Nm@7750rpm)
  • 車両重量:154㎏(ガソリン込み装備重量)
  • 燃料消費量:3.9L(3.3L)/100km
  • 全長x全幅x全高:2000x810x745mm
  • タイヤサイズ:120/70-13(F)、130/70-13(R)
  • ボディカラー:グレー/ホワイト
  • 国内希望小売価格: 462,000円(10%消費税込み):Mission125、469,000円(10%消費税込み):Mission200

DRAKON(ドラコン)

小柄なボディにライディングに集中できるエルゴノミクス。LEDを使用したライティングが、マシンの美しさを際立たせる、全く新しい125㏄モデル。マラグーティの伝統のモデル名を冠しながら、再興したブランドの旗艦としてデビュー。3月生産開始、5月発売予定。予約受付中。

  • エンジン:水冷4サイクル単気筒、124.8㏄
  • 最高出力:10.kw@9500rpm
  • 最大トルク:10.5Nm@5500rpm
  • 車両重量(ガソリン込み装備):144㎏
  • 全長x全幅x全高:2074x805x810mm
  • タイヤサイズ:100/80-17(F)、130/70-17(R)
  • ボディカラー:ホワイト
  • 国内希望小売価格:495,000円(10%消費税込み)
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次