Royal Enfieldバイクで南極点に到達!史上初の南極走破プロジェクト「90° SOUTH – Quest for the Pole」に成功

Royal Enfieldのバイクによる南極走破プロジェクト「90°SOUTH – Quest for the Pole」において、チームは28日間かけて400kmを走破し、12月16日に無事南極点に到達したとのことです。

世界最古のモーターサイクルブランドであるロイヤルエンフィールドは、アドベンチャーバイクの「Himalayan」で南極点を目指すプロジェクト「90°SOUTH – Quest for the Pole」を無事成功させました。この試みはロイヤルエンフィールドのビジョンである「Pure Motorcycling(純粋なモーターサイクリング)」へのコミットメントを改めて表明するとともに、これまでモーターサイクルの歴史を作り上げてきたライダーや冒険家たちへの敬意を表したトリビュートプロジェクトです。

ロイヤルエンフィールドのライド&コミュニティ部門リーダーであるSanthosh Vijay Kumarと、製品開発部門のシニア・エンジニアであるDean Coxsonの2名は、2021年11月26日に南アフリカのケープタウンを出発し、南極のノボ(Novo)に到着したあと、4日間の高所順応、物資の積み込み、装備やモーターサイクルのチェックを行いました。ノボから9日間かけ、チームは気温-30〜-25度、風速60kmという極限の気候条件の中、ロス棚氷に向かって3,200kmの距離を走破しました。

大陸の最南端に位置するロス棚氷は、南極点を目指すライダーたちの出発地点として指定されていましたが、予期せぬブリザード発生のため、南緯86度ではなく87度からスタートするコースに変更されました。道路の寸断や迂回といった予期せぬ事態も乗り越え、チームは12月16日に無事南極点に到達し、新たな歴史を作りました。現在、チームは南極大陸西部のユニオン氷河に向かっており、そこからチリのプンタ・アレーナスへ飛び立つ予定です。

今回のプロジェクトでは、2台のHimalayanを自社で改造し、南極の過酷な環境下で雪や氷をも走行できるように機能アップを図りました。また南極まで圧雪されたコースを走行することで、モーターサイクルと雪の抵抗を減らし、排出ガスを極限まで抑制しました。ロイヤルエンフィールドはこのプロジェクトにおいて、雪で消えてしまうタイヤ痕以外は何も痕跡を残さぬよう配慮しているとのことです。

本プロジェクトに関する動画集は下記より見ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=M3eJeMZBqkQ&list=PLT1BEDU54E1ThNsiclmYwUjJjz9voSLkx

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