【加賀温泉郷】夏でも涼しい室内観光スポット2選!文豪が愛した庭園と九谷焼カフェで過ごす贅沢な大人時間

「今年の夏も暑くなりそう。せっかく加賀温泉郷に行くけれど、外を歩き回る観光は体力的につらいな……」

そんな風に悩んでいませんか? せっかくの旅行なら、暑さを忘れて優雅な時間を過ごしたいですよね。

そこでおすすめなのが、涼しい館内で楽しむ「芸術鑑賞」と「絶品喫茶」を組み合わせた大人の贅沢ルートです。

今回は、歴史ある美しい建築や、窓からの涼やかな緑の絶景、そしてこだわりの器で極上のひとときを過ごせる、加賀温泉郷の隠れた名所を2つ厳選してご紹介します。

目次

1. 加賀依緑園(山中温泉):文豪も愛した静寂の空間と2つの夏アート

昭和天皇や川端康成が愛した「近代和風建築」

山中温泉の中心部にありながら、一歩足を踏み入れると驚くほどの静寂に包まれる「加賀依緑園(かがいろくえん)」。 ここは、由緒ある旅館「よしのや依緑園」の第二別荘だった建物です。昭和天皇をはじめ、川端康成や吉川英治ら偉大な文豪たちも滞在した歴史を持ち、趣ある渡り廊下や美しい庭園の眺めが訪れる人を魅了し続けています。

【この夏開催】見逃せない2つの注目個展

この夏、加賀依緑園では涼しげな2つのアート展がリレー形式で開催されます。

① 太田篤志「Re Cast-Re Form」展

  • 開催期間: 6月17日(水)~ 7月15日(水)※木曜定休
  • みどころ: 金工作家として活動する太田篤志氏の個展。ブロンズなどの金属に独特の着色技法を用いた、見応えのある立体作品15〜20点が歴史ある空間に並びます。
『太田篤志「Re Cast-Re Form」展』  画像提供:「加賀依緑園」

② 蒼雪の詩 保木詩衣吏 硝子展

  • 開催期間: 7月18日(土)~ 8月17日(月)※木曜定休
  • みどころ: 金沢市を拠点に活動するガラス作家・保木詩衣吏氏の個展。板ガラスに釉薬で絵付けを施し、独自の美しさを放つ大型オブジェ、パネル、花器、器など、夏にぴったりの涼やかなガラスアートが空間を彩ります。
『雪の詩 保木詩衣吏 硝子展』 画像提供:「加賀依緑園」

庭園を眺めながら、時間を忘れる抹茶タイム

館内には、庭園を望む贅沢な喫茶スペースが併設されています。 歴史を感じさせるしつらえの中、お茶の香りに包まれながらいただくお抹茶とお菓子は格別。窓から広がる美しい緑を眺めていると、日々の忙しさや夏の暑さをすっかり忘れてしまいます。

 画像提供:「加賀依緑園」 緑が美しい

「加賀依緑園」利用情報

  • 住所: 石川県加賀市山中温泉南町ロ87番地1
  • 開館時間: 10:00~18:00(入館は17:30まで)
  • 休館日: 毎週木曜日(祝日は開館)
  • 入館料: 一般 600円
  • お問い合わせ: 0761-71-2683
  • 公式サイト: https://kagairyokuen.jp/

2. 石川県九谷焼美術館(大聖寺):370年の歴史を巡り、九谷焼の器でカフェを

日本唯一の九谷焼専門美術館で涼む

大聖寺駅のほど近く、緑豊かな「古九谷の杜親水公園」内に佇む「石川県九谷焼美術館」。日本で唯一の九谷焼専門の美術館です。 館内は絵付けの様式ごとに「青手の間」「色絵五彩の間」「赤絵金襴の間」と趣向を凝らした展示室に分かれており、江戸時代初期から約370年間受け継がれてきた九谷焼の名品を、涼しい室内でじっくりと堪能できます。

石川県九谷焼美術館

【この夏開催】第49回伝統九谷焼工芸展・選抜加賀展

  • 開催期間: 7月4日(土)~ 26日(日)
  • みどころ: 石川県指定無形文化財保持団体「九谷焼技術保存会」が主催する、現代九谷の最高峰が集う公募展です。随時、展示解説も行われているので、初心者でも深くアートを楽しむことができます。
第49回伝統九谷焼工芸展 画像提供:石川県九谷焼美術館

贅沢すぎるひととき!「茶房古九谷」で楽しむ限定カフェ時間

鑑賞の後は、美術館2階にある「茶房古九谷(さぼうこくたに)」へ。 ここでは、なんと本物の九谷焼の器でお茶やケーキを味わうことができます。

窓の外に広がる「古九谷の杜親水公園」の涼しげな緑を借景に、お気に入りの器で過ごすひとときは、まさに大人のための贅沢な時間。お気に入りの器があれば、併設のミュージアムショップでお土産として購入するのもおすすめです。

画像提供:「茶房古九谷」 器も涼し気

「石川県九谷焼美術館」&「茶房古九谷」利用情報

  • 住所: 石川県加賀市大聖寺地方町1-10-13
  • 開館時間: 美術館 9:00~17:00(入館16:30まで)/ 茶房古九谷 9:30~17:30
  • 休館日: 毎週月曜日(祝日は開館・営業)
  • 入館料: 一般 560円(展覧会により変動あり)※茶房のみの利用は入館料不要
  • お問い合わせ: 美術館 0761-72-7466 / 茶房古九谷 0761-72-6366
  • 公式サイト:

まとめ:この夏は加賀温泉郷で「涼」と「美」に浸る旅へ

ギラギラと照りつける太陽から逃れて、一歩室内へ入れば、そこは静寂と美に満ちた特別な空間。

美しい芸術に刺激を受け、落ち着いた喫茶でこだわりの器とお茶を愉しむ。そんな「涼」を感じる旅のスタイルこそ、大人の夏旅にぴったりです。

今年の夏は、暑さや喧騒を忘れて、贅沢なひとときを加賀温泉郷で過ごしてみませんか?

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