独立峰ゆえ、ぐるっと一周できるのです
日本一高い山で世界遺産の「富士山」。
山脈ではなく独立峰ゆえ、その周りをぐるっと回ることが出来ます。今回、富士山の周りを一周し、富士山の絶景が見えるスポットを回ってみました。
今回の起点は東名高速道路の大井松田IC。ちなみに、中央自動車道からなら河口湖ICや、山中湖ICなどの東富士五湖道路の各ICを起点に周遊できます。また、甲府南IC、一宮御坂ICを起点に周遊ができるほか、東名高速のご電場ICや富士/新富士ICを起点にしても周遊が可能です。今回、大井松田ICで降りたのは、御殿場市内の渋滞を避けるためです。
大井松田ICを降りてからは、しばらく国道246号線を走りました。道中には日本100名滝の洒水の滝や、金太郎の生家跡に建つ(実は金太郎は実在の人物がモデル)金時神社などがありますで、富士山エリアではなく足柄エリアにはなりますが、寄られてみるものいいかもです。
さて、小山町で県道147号線に入り、富士スピードウェイの近くを通って三国峠に。ここから少し走りますとパノラマ台という富士山の眺望がいい展望台がありますが、実はその途中の場所が意外と絶景ポイントなのです。右にカーブする道を入れて撮影出来ることから、よくツーリングの取材撮影で使われている場所です。ただ、時期によっては風がかなり強いのでご注意を。
そして、峠を下った後、平野交差点を左折して山中湖交流プラザきららに。ここは、富士山も綺麗に見えますし、芝生や遊具もあるので家族連れにお勧めのビュースポットです。
再び、平野交差点から今度は道志に向かう国道413号線とは逆側の住宅街に続く小路に入ります。しばらく走ると平野の浜があります。穴場的な絶景ポイントで、人も少なくて湖岸まで歩いて行けて眼前に雄大な富士山を眺めることが出来る、お勧めの景観スポットです。
再び、今度は山中湖の北岸を回る県道729号線(マリモ通り)に入り、山中湖屈指の絶景スポットの長池親水公園に。時期と時間が合えば、富士山の山頂に太陽が重なって山頂が輝くダイヤモンド富士や、湖の水面に富士山が映る逆さ富士が見られます。
山中湖は南側の方がお店が多いですが、バイクでなら湖越しに富士山が見れる北側を走る方がいいです。
次はそのまま花の都公園入口交差点を右折して、忍野八海に。
にかくここは外国人の観光客が多いです。富士山の世界遺産の構成25箇所のうち、8つ(8つの池)がここにあるからなのかもしれませんが、中心部の中池や湧池では人が多くてなかなかシャッターチャンスが得られないので、いっそ、中心部から外れた鏡池あたりで写真を撮るのもあり、かと。見てる人は少ないですが、一応、この池も世界遺産なので…
その後、旧鎌倉往還だった国道138号線に入り、富士山レーダードーム館のある道の駅富士吉田に立ち寄りました。そして、再び走り市内で金鳥居を見つつ、富士山の絶景ポイントの新倉山浅間神社に到着。
日本を紹介するプロモーションビデオとかにもよく使われます、新倉山浅間神社から見える富士山。左右対称の綺麗な富士山と五重塔がマッチングした絶景が望めます。また、桜の時期はより素晴らしい景観が望めますが、人も多いです。ただ、無料駐車場完備でピーク時でも車と違ってバイクは比較的止めやすいのがいいところです。ちなみに、好景観ポイントの場所までまっすぐに参拝用の急な階段(参道)が伸びていますが、隣接している舗装の車道を歩いた方が、距離はありますが楽です。
再び、国道138号線に戻り、無料の河口湖大橋を渡り、産屋ヶ崎、大石公園と周りました。大石公園はシーズンにはコキアやラベンダー越しに富士山が見れる絶景ポイントです。無料駐車場もトイレも売店もあるので、通常時にも休憩がてら是非立ち寄りお勧めの場所です。
なお、少し北に走りますが、一宮御坂ICへと抜ける御坂峠の旧道にある天下茶屋は、ほうとう鍋が食べられて、富士山の絶景も望めるポイントです。その他、その童話で有名なカチカチ山や、母の白滝など周辺には見どころも多いです。河口湖北岸側には、有名な氷穴、風穴もあります。
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