9月中旬〜10月中旬が見頃
埼玉県日高市の巾着田の咲き誇る500万本の曼珠沙華。例年は9月中旬から〜10月中旬が見頃で、今年は、ちょうど今が見頃となっています。
圏央道の狭山日高ICを下りて、先ず、飯能市の能仁寺に行きました。
紅葉の名所でもあります能仁寺は、1868年に上野で新政府軍に敗れた彰義隊が、彰義隊脱退者で結成した振武隊に合流した場所で、そのまま同寺で官軍と戦ったものの敗退した。その戦いで、能仁寺のほとんどが焼失してしまいました。
能仁寺の本堂の裏手にある池泉回遊式蓬莱庭園は、日本の名園百選に選ばれていて、紅葉の名所としても知られています。
さて、能仁寺より5kmほど走ると、曼珠沙華公園に付きます。週末には駐車場待ち渋滞が起きるのでしょう、周囲には臨時駐車場もあり、係員の指示に従い、公園の駐車場に。幹線から坂を下りて少し走ると料金所に。バイク駐輪代100円を払い、係員の誘導に従い、駐車場の奥にある駐輪場に。
駐輪場ですが、下が草むらで周りに小石などがないため、できればサイドスタンドプレートを持っていかれると良いようです。
実は、駐車場の奥の方にある駐輪場は、曼珠沙華公園の入り口に近く、あまり歩かずに園入り口に到着しました。
公園の入り口にある自動券売機で入園券(500円)買って、早速、園内に。すぐに曼珠沙華の群生を見ることができます。
500万本という曼珠沙華が咲く光景は、まさに赤い絨毯といった感じで、素晴らしい景観です。
その曼珠沙華の群生地の中の小道を歩いて周遊しますが、その美しさにまるで、極楽浄土の地を歩いているような感じさえします。
ただし、今回は、曇天時の平日にも関わらず、おおくの観光客が来ていましたので、週末は激混み必至。年末のアメ横のようになるんじゃないかと思います。
できれば平日に、週末に行くなら早朝(7時〜17時開園)に訪ねるのがお勧めです。
この場所は、高麗川が蛇行してできた場所で、その形が巾着に似ていることから巾着田と呼ばれるようになったそうです。そこに高麗川の漂流で球根が漂着し根付いたのか、9月ごろに曼珠沙華がき誇り、2024年現在では500万本もの曼珠沙華が咲き誇るようになったとのことです。
園内はゆっくり歩いて一周30分くらいです。どこも曼珠沙華の群生地ばかりで方向や道に迷いやすいので、入り口に園のパンフレトが置いてあり、その中に園内の地図が載っていますので、それを見ながら周遊されるといかと思います。
2024年は見頃の時期がもう少しになってはしまいましたが、ぜひ、一度は見に行きたい絶景です。
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