つまごいパノラマラインと愛妻家の聖地
関越道、上信越道と走り横川SA に。8時開店の売店で峠の釜飯を購入。「やっぱりポイントは杏だなぁ」と思いながら味ご飯を頬張ると、さぁと旅感が高まります。
上信越道の碓氷軽井沢ICで高速を降りて軽井沢へ。
街へと続く県道43号線は快走路なのでつい飛ばしたくなりますが、ここは迫力ある高岩山を望みつつのんびりと走りたい。そしてゴルフやアウトレットで賑わう南軽井沢を抜けて旧軽井沢に入ります。聖パウロ教会やショー礼拝堂、見晴台など見どころが多いですが、インバウンドの観光客も多いの
で走行に注意を。所々にある未舗装の並木道を走ってみるのも風情があって楽しいです。
そして、三笠から唐松林が気持ちいい白糸ハイランドウェイを抜けて浅間牧場に。ここの見晴らし台と鬼押しハイウェイ沿いの六里ヶ原休憩所は浅間山の絶景を望めるので、是非とも立ち寄りたいです。時間があれば溶岩石と浅間山のコラボの景観が素晴らしい鬼押出し園もお勧めです。
鬼押出し園を過ぎて、つまごいパノラマラインへと入るも、残念ながら取材時 (5月) にはまだキャベツ畑は土色。これが8〜9月になると一面が緑 ( キャベ ツ ) のカーペットに変わるので、パノラマラインを外れて脇道を走ってみて、自分だけの景色を探してみるのも楽しいです。
浅間山の開けた眺望が望める南ルートに対して、パノラマラインの北ルートは四阿山や草津白根山の山容を眺めながら走る爽快な道です。
つまごいパノラマラインは山岳路ではなく平坦路のため、所々で生活農道と交差していて農業車両も多いので、キャベツに囲まれた景観を満喫しながらのんびりと走りたいです。また、嬬恋村は実は愛妻家の聖地として夫婦向けのイベントやスタンプラリーなどを行なっています。嬬恋→妻恋→愛妻ということなのでしょうか。
パノラマライン沿いにある愛妻の丘には定番の愛の鐘はもちろん、「愛してるよー」と叫べる叫び台や二人で抱き合うハグ台なつまごいパノラマラインと愛妻家の聖地などもあり、夫婦で来てその雰囲気を存分に浸っちゃうのが楽しそうです。
恋人の〜とか、カップルの〜とか、いう場所は全国各所にありますが、愛妻の〜というのはなかなか無いので、ソロツーリングの際には丘から眺望を眺めつつ、恥を書き捨て日頃の奥様への感謝を込めて「ありがとう!」と叫んでみるのもいい思い出になりそうです。
その後、国道292号、146号と走っていくうちに交通量が多くなってきて、やがて八ッ場ダムに到着。
昔の川原湯からは全く様相が変わっていて驚き。世界初の工法で作られた不動大橋の大きさも圧巻です。建築物もですが地域環境も含めて、「ダムってこうやって作られるのかぁ…」と実感出来るので、ダム建築中の今、見に行くのがお勧めです(※現在は既に完成しています)。
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