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京都市指定有形文化財の長江家住宅にて、『源氏物語』などの平安文学をテーマに 屏風や掛け軸など約25点を特別公開
株式会社フージャースホールディングス、及び立命館大学アート・リサーチセンターは、 京都市指定有形文化財 長江家住宅における「特別公開 屏風祭」を、2024年7月14日(日)から16日(火)まで開催 します。長江家住宅では伝統的な屏風祭を踏襲し、京都祇園祭の前祭の宵山期間(7月14日から16日)に長江家旧蔵品を特別公開します。今年度は、 『源氏物語』などの平安文学をテーマに、屏風や掛け軸、扁額、図案帳など約25点の他に、『源氏物語』のデジタルコンテンツ を展示します。
■京都市指定有形文化財 長江家住宅について
長江家住宅は、職住一体の典型的な京町家の佇まいを今も受け継いでいることにより、2005年4月に、主屋北棟(内装省く)、主屋南棟、化粧部屋、離れ屋敷、土蔵2棟の計6棟が「京都市指定有形文化財」の指定を受けています。 普段は保全のため一般公開は行っていませんが、祇園祭の前祭山鉾巡行の宵山期間(7月14日から16日)に長江家旧蔵品を所有する立命館大学と産学連携して屏風祭を行い、一般公開します。
■屏風祭とは
祇園祭の宵山期間に山鉾町の旧家や老舗が、来客をもてなすために所蔵する屏風などの美術品や調度品を一般公開する習わしがあり、屏風祭と呼ばれています。毎年20箇所ほどで開催されており、先祖代々受け継がれた品々を見たり、伝統文化を体験したりすることができます。
■産学連携の取組について
長江家住宅は、不動産事業を展開する社フージャースグループが土地家屋を所有し、立命館大学が所蔵品を所有しています。長江家住宅の維持、管理、継承に関しては両者の連携に関する覚書を締結しており、屏風祭の開催においても協力して行っています。また、立命館大学では、学部2回生と大学院修士課程の大学院生を対象に、屏風祭の企画運営を補助する授業を実施しています。学生は現地で展示解説も行います。
■「特別公開 屏風祭」主な展示品
平安文学をテーマに、約25点の展示を行います。 |
【屏風】 |
「琴棋書画之図屏風」岸連山 江戸時代後期 六曲一双(写真1) |
「源氏物語図屏風」作者不明 昭和時代初期 六曲一隻(写真2)※ |
「松に千鳥」 桑山玉州 江戸時代中期 二曲一隻 |
「嵐山の図」長谷川玉峯 江戸時代後期 六曲一隻 |
※元々は一双だったものの一つ |
【掛け軸】 |
「祇園会弦召」羽田月州 明治時代 |
「御詠歌」近衛右大臣忠煕 |
■屏風祭の様子
■「特別公開 屏風祭」開催概要
1.日時 |
2024年7月14日(日)から16日(火) |
14日(日) 、15日(月・祝) 午前10時から午後7時迄(午後6時30分受付終了) |
16日(火) 午前10時から午後8時迄(午後7時30分受付終了) |
2.見学料 |
一般1,000円 ※ポストカード等ノベルティ付き |
小中学生 300円 |
未就学児、身障者 無料 |
3.場所 |
長江家住宅 主屋南棟 |
京都市下京区新町通仏光寺上ル394(船鉾の前・西側) |
京都市営地下鉄烏丸線 四条駅 6番出口 徒歩5分 |
4.主催等 |
主催 株式会社フージャースホールディングス |
共催 立命館大学アート・リサーチセンター |
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