梅見ツーリング~鈴鹿・いなべ

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見ごろは3月中旬

紅白梅など、おめでたさの象徴でもあります梅の花。見頃はまだ晩冬の2月~3月ということで、その後、4月に華やかな桜が開花して日本中が桜色に包まれる前でもあり、花も小ぶりで、どうしても梅見は玄人っぽい花見に感じられますが、そんな概念を覆すのが鈴鹿・いなべの梅です。まるで桜か?と見間違うようなその豪華な花景は一見の価値ありです。

いなべ市梅林公園

さて、しだれ梅が綺麗な「鈴鹿の森庭園」ですが、最寄りICは東名阪自動車道の鈴鹿ICになりますが、ツーリングということで、少し先の亀山ICで下りて、関宿に。関宿は東海道の47番目の宿場町で、江戸時代から明治時代にかけて作られた家屋が約200軒も並び、まさにタイプスリップした感を味わえる場所です。宿内をバイクで走れるのも嬉しいところ。観光用の無料駐車場もあります。関宿の通りの景観を見れますがの眺関亭(ちょうかんてい)の2Fの展望エリアです。風情ある写真を撮るなら望遠レンズを持っていかれることをお勧めします。

関宿

さて、関宿を後にしてフラワーロードに入ります。そして15kmほど走り、鈴鹿市の花川交差点を左折して東名阪自動車道を潜り、国道306号線を越えますと「鈴鹿の森庭園」に到着します。鈴鹿の森庭園はしだれ梅が有名で、園内には約200本もの名木があり、鈴鹿山脈を借景して、見る者を魅了してくれます。

鈴鹿の森庭園

入場料は700円~1,700円(開花状況によって変動)で、広い無料駐車場が完備されています。2023年は、2月18日(土)から3月下旬(予定)まで、『しだれ梅まつり』が開催されています。なお、営業時間は9:00~16:00になりますが、夜間のライトアップ期間中は20:30延長営業されます(最終入場は20:00まで)。

鈴鹿の森庭園に行きましたら、是非、立ち寄りたいのが近くにあります椿大神社です。創建が垂仁天皇27年と伝わる二千年の歴史を持つ古刹で、猿田彦大本宮とも呼ばれていて、みちびきの祖神さまである猿田彦大神様をご祭神とする猿田彦大神を祀る神社の総本社とされています。

椿大神社別宮 椿岸神社

椿大神社から一般道を走り国道306号線に入り北上します。途中の国道477号線を左折しますと御在所方面に行けますが、2月末まではスキー場が営業しています。国道306号線を走り、いなべ市に入ってから県道107号線に入り、そのまま北上しますといなべ市農業 梅林公園に到着します。椿大神社から約37km、約50分の道のりになります。

いなべ市農業 梅林公園

いなべ市農業 農林公園は、東海エリア最大級の規模を誇る梅林で、赤、白、ピンクなど、約100種類、約4,000本もの梅の木が咲く景観はまさに圧巻です。駐車場完備でアクセスしやすく、入場料は500円(変動する場合もあり)です。特に園内の見晴台(展望台)から見る光景は冠雪した鈴鹿山脈をバックに梅林を一望できて、まさに絶景です。

いなべ市農業 梅林公園

さて、2023年の梅まつりは、2023年2月23日から3月21日(9:00~16:00)を予定されていますが、2月はまだ咲き始めで、満開の見頃はおおよそ3月中旬ごろです。園内が広大で駐車場も広く、また桜の名所と違って、そこまで大混雑はしませんので、是非、HPやSNSなどで梅の開花状況の確認して、満開の時季に訪ねられることをお勧めします。

いなべ市農業 農林公園からは、来た道をそのまま戻ってもつまらないので、道中のそばに川原の白滝などがある県道606号線や県道157号線を通って国道365号線に入り、そのまま南下しますと東海環状自動車道の大安ICに入ることができます。ちなみに、ご紹介したルートで亀山ICから大安ICまでは約80kmの道のりになります。

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