熱海ツーリング〜熱海、侮るなかれ(静岡県)

「だって、熱海でしょ? 人は多いし、見るところは無いし…」今回、そんな先入観が見事に裏切られました。一言だけ言いたいです。“熱海はいい”と。

国道135号線から錦ヶ浦へと向かう脇道に入った所から熱海市街を望む。

梅の絨毯が見れる

熱海というとホテルやマンションが林立し、少し前は〝寂れた温泉街〞というイメージがありましたが、最近はテレビなどで市内にあるお洒落なお店などが紹介され〝(都心から行ける)近場のリゾート地〞という感じに変わりつつある温泉地です。但し、市内に立ち寄り温泉施設が少なく、テレビやSNSでデザート店や甘味処などに長蛇の列が出来ているのを見ると、わざわざツーリングに行く場所でもないな…と、正直思っていました。ただ、〝都心から近場で温暖な観光地〞を考えると、立地的にもいい場所にあるのは確か。夏の混んでいる時期だとスルーしてしまう熱海ですが、海外の団体客も減っているという報道を聞いて、「今なら空いているかも」と思い、今更ながら熱海にツーリングに出かけることにしました。

小田原厚木道路から西湘バイパスに入り、海沿いを走る国道135号線に入里ました。この辺りはキラキラと光る相模湾を眺め走れる個人的にお気に入りの区間です。但し、バイクを止めて海を眺められる場所が少なく、そんな中では国道が上下線に分かれる所にある小さな駐車場(WCあり)はお勧めです。

石橋料金所近くにある駐車場より。

そして、そのまま有料の真鶴道路や熱海ビーチラインには入らず国道を走り、途中の湯河原町で湯河原梅林(幕山公園)に立ち寄りました。

湯河原梅林(幕山公園)

訪問時には梅の開花はまだでしたが、見頃は二月初旬からなので、ぜひ、立ち寄って見たいところです。4千本もの梅の絨毯を見ることができます(「梅の宴」時は駐車場代と入場料300円がかかります)。

※梅開花時の湯河原梅林(PIXTA)

熱海三大神社と熱海七湯

再び国道を走り、伊豆山神社に向かいました。伊豆山神社は源頼朝と北条政子が結ばれた場所ということで縁結びの神様として親しまれていて、境内からは相模湾を望むことができます。

伊豆山神社

そしてそのままバイクで海の方に降りていくと、約1300年前に発見されたという日本三大古泉の走り湯があります。洞窟の奥で湯が湧き出ており、さながらサウナのようでもあります(入場無料)。

走り湯

ちなみに高台にあるMOA美術館ではよく特別展を行なっているのでチェックをしておきたいところです。その後、国道を通り熱海サンビーチに到着しました。

熱海サンビーチ

サンビーチには、熱海のシンボルのお宮の松や好眺望のムーンテラスなどがありますが、バイクを止める場所がありません。お勧めは熱海駅近くにある熱海駅前駐輪場。バイクは200円で大型バイクは2Fに止められます。

熱海駅前駐輪場入口

サンビーチや熱海駅前の商店街(熱海駅前に無料の足湯もあり)を散策するなら、ここにバイクを置いて歩くのがお勧めです。

お宮の

実は今回、熱海を訪れるにあたり、熱海三大神社と熱海七湯を巡ろうと考えていました。熱海三大神社とは前出の伊豆山神社のほか、來宮神社と今宮神社にりまする。まずは、來宮神社に。

來宮神社

來宮神社は境内に樹齢二千年超の大楠の御神木があるほか、竹林などがあり多くの観光客が訪ねていました。混んではいますがここの大楠は必見です。但し、バイクは専用駐輪場が無いため、係員の方に高台の四輪専用駐車場へ上る途中の自販機横に止めるように指示されました。分かり辛いので要注意です。

來宮神社の大楠

逆に市街から離れた場所にある今宮神社は小ぢんまりとして訪れる人も少なく、のんびりと参拝することができました。そして、三神社巡りと合わせて熱海七湯も巡ってみました。

今宮神社

熱海梅園と錦ヶ浦と秘宝館

熱海七湯は市内に点在する源泉ですが、噴霧をあげている所や既に名残り的な所もあり、バイクでならオリエンテーリングのように各湯を巡れて楽しいです。

熱海温泉

1300年以上の歴史を持ち、源頼朝や徳川家康なども訪ね、総湧出量毎分が約20,000リットルにも迫り、源泉総数が500を超える国内屈指の温泉地。東海道新幹線で東京駅から4駅目。市内のホテル・旅館などの宿泊施設で日帰り湯を行なっています。

特に(現在は人工噴出ながら)5分ごとに蒸気を上げる大湯間欠泉と、温泉卵を作れる(卵は近くの店で購入、又は持参も可)小沢の湯はお勧めです。なお、熱海市HPの熱海七湯めぐりのページで七湯押印帳をダウンロードすることができます。

熱海七湯

熱海市内で自噴していた7つの源泉で、現在は湯の街を象徴するモニュメントとして整備され、七湯めぐりなどが楽しまれています。
小沢の湯〜蒸気で温泉卵が作れます。
大湯間欠泉〜以前は世界の三大間欠泉にも数えられた間欠泉です(現在は人工噴出です)。
大湯間欠泉のそばにある湯前神社

その他、熱海といえば梅。市内には46本の梅が植えられた熱海梅園があり、1月〜3月と長い期間で梅が楽しめます。シーズン時は混雑必至ですが、そばに駐車場があるので、混雑度合いを見ながら立ち寄ってみるのもありです。また、
市内を流れる糸川の遊歩道でも梅を愛でることができます。

開花時の熱海梅園(PIXTA)
糸川の遊歩道

その後、立ち寄ったのが起雲閣(610円)です。大正8年築の別荘で、谷崎潤一郎や太宰治らが利用した名所です。館内を観覧することができ、特に洋風のお風呂は必見です。そして熱海城へと向かいました。

熱海城

熱海城(駐車場200円)は海抜160mの高台に作られた観光施設の人工のお城です。天守からの眺望(入城料:1200円)は素晴らしいですが、無料で入れるお城下の広場のテラスからも相模湾の好眺望を望むことができます。

錦ヶ浦

また、お城から下の海の方に走っていくと景勝地の錦ヶ浦があり、海原の眺望と共に素晴らしい景観を見ることができます。近くには秘宝館や明治43年開通の観魚洞隧道などもあるので興味のある方は立ち寄って見るのもありです。

観魚洞隧道
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