国内第一位と第二位の絶景
お米が高騰している中、「やっぱり美味しいお米が食べたい!」ということで魚沼市に。実は魚沼市の魅力はそれだけではなかったのです。

魚沼市と言えば真っ先に思い浮かぶのは「魚沼産コシヒカリ」の人も多いでしょう。

魚沼産コシヒカリとは新潟県の魚沼地域で収穫されるコシヒカリのことで、標高の高い山々に囲まれた昼夜の温度差が大きいため、粘りと甘み、そして炊き上がった時の香りに優れ、米のランキングで唯一「特A」を取り続けている高級米です。昨今、米が高騰していて高級米はなかなか食べられないですが、ならば魚沼産コシヒカリを食べに行こうと思い立ち、都内から関越道を北上して魚沼市へと向かいました。

関越トンネルを抜けて魚沼ICを降りて、まだ昼までに時間があったので、国道17号線を走り好景観の戸隠神社(南魚沼市)に立ち寄り、西福寺に到着。この西福寺と少し離れた場所にある永林寺には、日本のミケランジェロと称させる石川雲蝶の色鮮やか木製彫刻があよます。見る者を圧倒する素晴らしい彫刻を境内の木椅子に座りながら見ることができます。
石川雲蝶(1814〜1883)
1814年、江戸雑司ヶ谷生まれ。若くして彫刻師として名を挙げ、石川雲蝶と名乗りる。越後に入った後、多くの木製彫刻を初め、石彫刻や絵画を残した。色鮮やかで躍動感溢れる作風で見るものを魅了する。代表作としては魚沼市の西福寺開山堂の天井を飾る「道元禅師猛虎調伏図」や同じく魚沼市の永林寺の欄間を彩る「天女」など。


さて、昼前になったので地元の方からお聞きした魚沼IC近くのとんかつトンキーに昼食をと取りに伺いました。同店のトンカツ定食は魚沼産コシヒカリと魚沼産もち豚を使用しており、もちもちしたお米にサクサクした衣のジューシーなトンカツがとても合います。ちなみに国道17号線沿いにあるおにぎり屋「いちば屋」では、魚沼産コシヒカリを使用した具沢山のおにぎりを20種類近く楽しむことができます。


その後、小出公園の展望所に立ち寄り、市街地にある洋菓子の吉田屋に。実は魚沼市ではライダーに同市に来訪してもらおうと「ライダー割・サイクリスト割」を実施しています。吉田屋はその加盟店で、ケーキとセットで飲み物が無料となる割引を行っています。店内にあるホンダモンキーを見ながら食後のデザートを頬張りました。
永林寺に立ち寄った後、根小屋花と緑と雪の里公園(展望デッキあり)から続く魚沼パノラマラインに入りました。実はこのラインは魚沼市観光協会が「魚沼パノラマライン」と名付けた10.3kmのルートで、魚沼市にも公認されています。魚沼市内の高台を走るこのほぼ二車線の道では、越後三山や花々を望みながら爽快な走りを楽しみことができます。そして、同ルートの最後(根小屋からスタートした場合)の場所で、北海道を思わせるような一本路を走ることができます。

魚沼パノラマライン



















コメント