※南伊豆・西伊豆の絶景を巡る その1 からの続きです。
西伊豆は絶景の玉手箱
沿線に彫像が立ち並ぶ彫刻ライン(国道136号線)を走り、松崎でなまこ壁を見て、堂ヶ島に。天気がよくて時間が許せば、洞窟めぐりクルーズ(1200円 20分)で、海からしか見れない絶景や神秘的な天窓洞を是非、見てみたいところです。但し、時間が無ければ上から天窓洞を見て、その一端を楽しむことも出来ます。
◇堂ヶ島
天井が空いた天窓洞や三四郎島がある景勝地。天窓洞は無料で上から見れますが、遊覧船で見る方が絶景です(1200円~)。
堂ヶ島の近くにある乗浜海岸と瀬浜海岸から美観を眺めた後、日本一の夕焼けスポットと称する大田子海岸、そして浮島海岸に。
この辺りは、まさに絶景の玉手箱です。予めプランニングしておくか時間を見計らって動かないと、あっという間に時間が過ぎてしまいます。特にお薦めは浮島海岸。バイクを停めて写真が撮れる岩島のスポットとジオパークを満喫できる奇岩のある海岸と、一箇所で二つの絶景が楽しめますし、人も少ないです。
そして、しばらく走った所にある黄金崎もお薦めです。日中でも岸壁が輝いているので、夕焼け時の絶景度合いは想像に難くないですね。
恋人岬は駐車場からは歩くしアベックばかりですし、その近くにある日本一の達磨像がある土肥達磨寺は500円の入館料の割には…という感じなので、寄るかどうかは好きずきで。
そして北に向かって走っていくとこの辺りから富士山が見え隠れし出す。土肥金山を横目に海岸線沿いの道を走り、戸田を超えた後、県道17号線沿いに出逢い岬があります。眼下に御浜岬が、もう片側からは晴れていれば富士山の美観が望めます。
この辺りから海岸線沿いの道も狭くなってきますが、煌めきの丘からは晴れれば富士山の絶景が眺められるので、是非立ち寄りお勧めです。
その後、大瀬崎は御浜岬と違って先端までバイクでは行けず歩くので、伊豆七不思議の一つの淡水の神池に行く予定が無ければ県道沿いのビュースポットから眺めるだけの方が○です。
大瀬崎からは、うって変わって穏やかな海や港沿いの海岸線の道を走り、長浜城跡に。数分で登れる展望台からは内浦湾や淡島の美観と、晴れていれば富士山望むことが出来る好景観スポットです。
東京や神奈川、東静岡からなら頑張れば日帰りで回れる南伊豆・西伊豆ですが、見所も多くその魅力を存分に満喫するには、温泉宿に泊り伊豆グルメに舌鼓を打ちながら、ゆっくりと時間をかけて回った方が楽しめるのは、間違いないです。
海、山、道、味、湯、景と、全てが揃った国内有数のツーリングスポット「伊豆」。2月~3月に桜が咲き乱れ観光客で溢れる河津を横目に、南伊豆まで足を伸ばしてみたらいかがでしょうか。ジオパークならではの奇勝・絶景を楽しみながら、大自然の息吹を感じ取れること請け合いです。
[使用料金例(ETCなし)計13,836円]
首都高(上野IC~)1,070円、新東名(~長泉沼津IC)2,460円、伊豆中央道160円、修善寺道路160円、温泉玉子(河津峰温泉)150円、遊覧船(堂ヶ島)1,200円、昼食1,700円、お土産500円、ジュース150円、修善寺道路160円、伊豆中央道160円、新東名(長泉沼津IC~)2,460円、首都高(~上野IC)1,070円、ガソリン代(17.4L)2,436円[燃費が27.6km/Lで480km走行。1L140円の場合]
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