デジタルネイティブ世代では、アウトドアにも”SNS”が影響か？キャンプのきっかけに関する調査実施！

2024年1月13日

キャンプやグランピングを中心としたアウトドア総合情報サイト「TAKIBI」の運営をおこなう株式会社フォーイットは、全国の10代～50代までの男女500人を対象にキャンプのきっかけに関するアンケートを実施し、男女別・年代別等の特徴についてまとめました。

（nofollow属性不可）

【調査概要】

対象者：18歳～59歳の男女

サンプル数：500人（各年代100人ずつ）

居住地：全国

調査方法：ネットリサーチ

アンケート実施日：2023年10月30日～ 2023年11月12日

【質問：キャンプを始めた・しようと思った1番のきっかけは何ですか？】

質問に対しての回答選択肢は以下

1.自然を楽しむため

2.焚き火・キャンプファイヤーをするため

3.キャンプ飯を楽しむため

4.星空を鑑賞するため

5.子供にアウトドアを経験させるため

6.友人・家族の影響

7.SNSの影響

8.テレビ・アニメ・雑誌・マンガの影響

9.その他（※記入してください）

10.キャンプをしたことがない

全体

全国の10代~50代の男女を対象に、「キャンプを始めた・しようと思った1番のきっかけは何ですか？」というアンケートを実施したところ、最も多かった回答は「自然を楽しむため」で22.0%でした。次いで、「キャンプ飯を楽しむため」が9.0%、「友人・家族の影響」が8.0%で続くという結果になりました。また、「キャンプをしたことがない」と回答した方は40.6%で、約60%の人にキャンプ経験があることが分かりました。

男女別

男女別で見ると、キャンプ経験がある人は女性よりも男性が多いことが分かりました。また、そのきっかけとして最も男女差が大きかったのは「自然を楽しむため」で、男性の回答率が約10%上回りました。以前実施した「あなたはアウトドア派だと思いますか？それともインドア派だと思いますか？」というアンケートでは、「アウトドア派」もしくは「どちらかといえばアウトドア派」と回答した男性が60％、女性が45％という結果になり、男女の趣味趣向の差が影響していると考えられます。また、「友人・家族の影響」と「子供にアウトドアを経験させるため」のみ女性の回答率が上回っており、友人や家族など人との繋がりからキャンプを始めた方は女性が多い傾向にあるようです。

（出典：約2人に1人は「インドア派」と判明！【グランピングに関するアンケート】 https://www.takibi-reservation.style/media/fieldreport/tohoku/93340/#t1 ）

年代別

年代別で見ると、キャンプをしたことがある人は10代で約40％、20代で50%だったのに対して、30代以降では約70%と大きく増加していることが分かります。また、キャンプを始めたきっかけとして、20代では「SNSの影響」が6.0%と全年代で最多となりました。最近ではSNS上でキャンプをはじめとしたアウトドアの情報を発信したり、動画を投稿したりしているインフルエンサーも増えており、デジタルネイティブ世代である20代に大きな影響を与えていることが伺えます。

居住地域別

居住地域別で見ると、九州・沖縄ではキャンプ経験がある人は約75%にのぼりましたが、北海道・東北では50%にとどまっており、北と南で正反対の結果となりました。九州・沖縄では冬でも温暖な地域が多く、年間で快適にキャンプをできる時期が長いというのも影響していると考えられます。一方で、北海道や東北では、シーズンオフが比較的長いことで知られています。最近では通年営業のキャンプ場も増えていますが、厳しい寒さや豪雪の影響で、温暖な地域と比較してキャンプに対するハードルが高くなっているのかもしれません。そんな中でも、北海道・東北では「自然を楽しむため」と回答した方が九州・沖縄に次いで多く、北海道・東北ならではの雄大な自然や雪景色を楽しみたいという人も多くいるようです。

TAKIBIでは、冬でも利用可能なキャンプ場やグランピング施設の情報を随時更新しています。冬ならではの寒さを感じながらテント泊をしたい、暖かい室内で雪景色を見ながらグランピングをしたい、などスタイルに合わせたさまざまな施設をご紹介していますので、冬キャンプをお考えの際はぜひご活用ください。1月に入り冬真っ盛りとなりましたが、この時期にしかできないキャンプを体験してみてはいかがでしょうか。