日本トレンドリサーチ・キャンプでの失敗に関する調査
日本トレンドリサーチは、「株式会社タナベスポーツ」と共同で「キャンプでの失敗」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内にて公開したので紹介します。
■キャンプでの失敗談、ありますか?
キャンプは、日々の暮らしとは離れた空間で非日常を楽しめるレジャーです。キャンプにおける他の方の失敗談を学んでおくと、より快適な時間を過ごせるでしょう。今回は、『株式会社タナベスポーツ』と共同で、全国の男女1261名を対象に、「キャンプでの失敗」についてアンケートを実施しました。
「キャンプでの失敗に関するアンケート」調査概要
- 調査期間:2023年4月25日 ~2023年4月28日
- 調査機関:日本トレンドリサーチ(自社調査)
- 調査対象:全国の男女
- 有効回答数:1261サンプル
- 調査方法:インターネット調査
質問内容:
- 質問1:あなたはキャンプをしたことがありますか?
- 質問2:キャンプでやってしまった“失敗談”はありますか?
- 質問3:どのような失敗か、もっとも印象に残っている“失敗談”を教えてください。
- 質問4:その失敗以降、キャンプ時に特に気を付けていることはありますか?
- 質問5:どのようなことを特に気を付けるようになったか教えてください。
- 質問6:キャンプに行ってみたいと思ったことはありますか?
- 質問7:キャンプに行くにあたって、「〇〇で失敗してしまいそう」という心配なことはありますか?
- 質問8:どのようなことで失敗してしまいそうか教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■31.9%が、キャンプでやってしまった“失敗談”が「ある」
まずは、キャンプをしたことがあるかを聞いてみました。
68.5%と、半数以上の方がキャンプをしたことが「ある」と答えました。
続いてキャンプをしたことが「ある」と答えた方に、キャンプでやってしまった“失敗談”はあるか聞きました。
31.9%の方が、キャンプでやってしまった“失敗談”が「ある」と回答しました。
どのような失敗か、もっとも印象に残っている“失敗談”を聞いてみたので紹介します。
どのような失敗か、もっとも印象に残っている“失敗談”は?
- 飯盒でご飯を炊いていて、ご飯がまっ黒焦げになってしまいました…。カレーだけ食べるはめになりました…。(50代・女性)
- 包丁を忘れたので、食材をハサミで切ったりちぎって完成させた(30代・女性)
- インスタントラーメンを煮込みすぎスープが無くなった(50代・男性)
- つい先日、焚き火台をテントに近づけ過ぎて火の粉が飛び、テントに穴を開けてしまった。(40代・男性)
- 晩御飯、炭に火がうまくつかず食べるまでに1時間半かかった、またついた後は辺りが暗くなっていてバーベキューの食材のイカがうまく焼けたか確認できないまま生で食べてしまった。(30代・男性)
- トイレから帰ってきて暗くて自分のテントが分からなくなり、人のテントを開けようとした。(30代・男性)
- 炭でバーベキューをしたが、扱いに慣れていないので一度目は火力が強すぎて食材が焦げ、二度目は弱すぎていつまでたっても焼けなかった(50代・女性)
- タンドリーチキンの仕込みをして持っていったら保冷剤を忘れて肉が腐ってしまった。(50代・女性)
- ペグをきちんと指してなかったのか突風でテントがひっくり返ったことがある(50代・女性)
- 木を燃やして暖を取っていたら、風向きが変わって、お気に入りの上着に火の粉が飛んできて穴だらけになった。(50代・男性)
- 夕食用の豚汁を作っていた際に、鍋のそばにカエルをみかけた。追い払うことにしたが、誤ってカエルが鍋の中に入ってしまい、そのまま少し煮込んでしまったこと。すぐに取り出したが、私はその豚汁を食べることができなかった。仲間達は美味しそうに食べていたが、罪悪感が酷く、皆の顔を見れなかった。(50代・男性)
飯ごうの失敗や食材・調理器具など、食事関連の失敗が多い印象ですね。キャンプに慣れていないと、まともにご飯を炊くだけでも難易度が高いようです。
■74.6%が、その失敗以降、キャンプ時に特に気を付けていることが「ある」
また、その失敗以降、キャンプ時に特に気を付けていることはあるかを聞いてみました。
74.6%の方が、その失敗以降、キャンプ時に特に気を付けていることが「ある」と回答しました。
どのようなことを特に気を付けるようになったかも聞いてみたので、紹介します。
どのようなことを特に気を付けるようになった?
- 家族で行くので、夫婦でダブルチェックしたり、カットできる食材はカットして持っていくようにしました(30代・女性)
- 手作り料理にこだわらない(50代・女性)
- あまり洗い物がでないよう、使い捨てのものにする。(50代・女性)
- テントの設営方法をはじめ、道具の使い方をあらかじめネットで調べるようになった(30代・男性)
- 準備は入念に、計画をキチンと立てたうえ、何度も確認する。(60代・女性)
- 荷物をチェック項目を作って忘れ物のないようにする(50代・男性)
- 火起こしはキャンプ等で経験があり得意な方に任す(40代・男性)
- 今度は失敗しないように、飯盒でのご飯の炊き方を勉強しました。(50代・女性)
事前にしっかりと計画を練ったり、準備を整えることが大切だと考えている方が多い印象でした。
必要なものを忘れないように、持っていくものをリストアップするのも大切ですね。
■初キャンプ!心配なこととは?
また、キャンプに行ったことのない方に、キャンプに行ってみたいと思ったことはあるかを聞いてみました。
キャンプに行ったことのない32.2%の方が、キャンプに行ってみたいと思ったことが「ある」と答えました。
また、キャンプに行ってみたいと思ったことが「ある」と答えた方に、キャンプに行くにあたって、「〇〇で失敗してしまいそう」という心配なことはあるかも聞いてみました。
55.5%と半数以上の方が、キャンプに行くにあたって、「〇〇で失敗してしまいそう」という心配なことが「ある」と回答しました。
どのようなことで失敗してしまいそうかも聞いてみたので、紹介します。
どのようなことで失敗してしまいそう?
- 虫が苦手なので虫退治(20代・女性)
- テントの設営の仕方が何も分からない。技術的な事もだし、適した場所等も分からないので、最悪寝られないのではと心配になる。(50代・女性)
- 料理がうまく出来ず失敗してしまいそう(30代・男性)
- 火起こしで失敗してしまいそう(30代・男性)
- 火を起こすのが大変そうだし、それでご飯を作るのも大変そう(40代・女性)
- 料理、寝床の準備などの手順の間違え(10代・女性)
- テントの設営でテントに傷をつけそう。(30代・男性)
キャンプをしたことがない方が心配しているのは、料理のほかにテントづくりに関することが多い印象でした。また、キャンプには行ってみたいものの「虫が苦手だから心配」という方も少なくないようです。
■まとめ
今回は、キャンプの失敗談についての調査を行い、その結果について紹介しました。
31.9%が、キャンプでの失敗談が「ある」と答えており、飯ごうや調理器具関連の失敗談が多いことが分かりました。
また、キャンプに行ったことはないが行ってみたい方は、料理よりも「テントの設営ができるか」について心配な方が多いようです。
キャンプは非日常感を楽しめる、充実したアウトドアレジャーです。
リスクを想定して事前に入念な準備をしておくに越したことはありませんが、失敗も思い出として楽しむのもひとつではないでしょうか。
本プレスリリースの内容は、弊社運営サイト「日本トレンドリサーチ」にて公開しております。
https://trend-research.jp/17860/
※株式会社タナベスポーツ(https://www.tanabesports.com/c/camp-rental)
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