グランピング人気更に高まる!1年半で+14.7%!TAKIBIによる調査実施

キャンプやグランピングを中心としたアウトドア総合情報サイト「TAKIBI」の運営をおこなう株式会社フォーイットは、全国の10代~50代までの男女2,000人を対象にグランピングに関するアンケートを実施し、男女別・年代別等の特徴についてまとめました。

出典元:https://www.takibi-reservation.style/media/fieldreport/105435/#t1

【調査概要】
  • 対象者:18歳~59歳の男女
  • サンプル数:2,000人(各年代400人ずつ)
  • 居住地:全国
  • 調査方法:ネットリサーチ
  • アンケート実施日:2023年4月18日
【質問:グランピングをしたことはありますか?】

※グランピングとは

グランピングとは、「グラマラス」と「キャンピング」を掛け合わせた造語で、豪華な設備やサービスを備えたキャンプのことを指します。従来のキャンプとは異なり、テントの中にベッドや家具、エアコンや暖房器具、電気やWi-Fiなどの設備が整っているため、快適に過ごすことが可能です。また、施設によっては豪華なバーベキューや地元の食材を使った料理を楽しむことができ、自然の中でのアウトドア体験をしながら、ホテルのような快適さを味わえることがグランピングの魅力です

全国の10代~50代の男女を対象とした「グランピングをしたことはありますか?」というアンケートを行ったところ、「ある」が8.8%、「ないが興味はある」が59.7%、「ない(やりたいとも思わない)」が31.5%となりました。 1年半前に実施した同様のアンケート結果と比較すると以下の様になりました。

27都道府県に発出されていた緊急事態宣言が解除された直後の2021年10月に実施した際と、今回実施した分の変化を見ると、

・「ある」:7.5%⇒8.8%(+1.3%)

・「ないが興味はある」:46.3%⇒58.7%(+13.4%)

・「ない(やりたいとも思わない)」:46.2%⇒31.5%(-14.7%)

となり、実際にグランピングをした・興味を持っているなど、グランピングに対して前向きな方は14.7%増加している結果となりました。

年代×男女別

年代×男女別で見ると、グランピング経験者が最も多いのは意外にも「20代男性」と「30代男性」で15.5%となり、グランピング経験はないが興味はあると回答したのは「10代女性」が最多で78.0%となりました。若年層においてはSNSを通じてグランピングに触れる機会が多く、注目されている可能性があります。

一方、やりたいとも思わないと考える方は「50代女性」に最も多く、47.5%となりました。

居住地域別

居住地域別に見ると、「近畿」が11.2%、「関東」が10.0%と他地域と比べグランピング経験者の割合が多くなりました。

人口が集中している地域に住んでいる方は喧騒から離れ、自然の中での非日常的な体験を求める傾向があるのかもしれません。

また、グランピング施設が多い都道府県として、静岡県、山梨県、北海道、栃木県、群馬県、長野県、岐阜県、富山県などが挙げられますが、都市部から車で数時間圏内でアクセス可能な場所にグランピング施設があることも、グランピング経験者が多くなった要因の一つと言えます。

世帯年収別

世帯年収別に見ると、

<「ある」と回答した人の割合>

世帯年収~500万円:5.9%

世帯年収501万~1,000万円:8.2%

世帯年収1,001万円~:22.9%

と、上記のように世帯年収が上がるにつれグランピング経験者率も増加する結果となりました。

キャンプやホテル宿泊時の1人当たりの予算が5,000円~3万円程度であるのに対し、グランピングの予算は2万円~10万円となっております。

特に世帯年収1,001万円~では2割を超えており、余暇に充てる予算が高くなっていることが伺えます。

子供の有無

子供の有無で見ると、「ある」と回答されたのは「子供あり」で12.8%、「子供なし」で7.6%となり、「子供あり」の方が5.2%上回る形となりました。

子供にアウトドア体験をさせたいが、準備の手間や天候の影響などを踏まえた結果、自然環境を楽しみながらホテルのような快適さを味わえるグランピングを家族旅行の先として選択された方が多かったのかもしれません。

グランピングをやりたくない理由

今回の調査では、全体の約7割がグランピングに対して前向きな考えを持っていた一方で、約3割の方がグランピングをやりたくないと回答しているという現状もあったため、「やりたくない理由」の詳細についても確認してみました。

「グランピングをしたことはないし、やりたいとも思わない」と回答した方にその理由を尋ねたところ、上位6項目は上図のようになりました。

上記の他にも

・虫が苦手だから

・家が好き/インドア派だから

・ホテルや旅館の方がいいから

・外で寝るのが苦手/抵抗があるから

・行く機会や、一緒に行く人がいないから

などの回答も得られました。

上位2項目の「興味がない/持てないから」と「グランピングをよく知らないから」について、そもそもグランピングとは何なのか、何ができるのかなど知識や経験談が浸透していないため、検討段階に至っていない可能性があることが伺えます。

国土交通省観光庁が令和5年3月に発表している「宿泊旅行統計調査」

https://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/content/001596102.pdfによると、

全宿泊施設数は63,532施設であると記されています。その内、グランピング施設数はわずか350施設程度に留まっており、まだ拡大過程の段階にあります。

グランピングの魅力や、ホテルや旅館、キャンプとは違った利点、実際に行った人の体験談などの情報が増えることで、今後グランピングに興味を持つ方が増え、利用者数も増加していく可能性があるのではないでしょうか。

TAKIBIメディアhttps://www.takibi-reservation.style/media/では、グランピングに関する情報やおすすめの施設紹介などを行っております。

また、TAKIBI予約サイトhttps://www.takibi-reservation.style/では2023年ゴールデンウィーク特集を実施しております。

ゴールデンウィークでアウトドアや小旅行を検討されている方はぜひご活用ください。

TAKIBIについて

TAKIBIは「アウトドアを通じ地方創生を行い、社会に貢献する」というミッションを掲げ、キャンプやグランピングを中心としたアクティビティ関連情報を発信する『TAKIBI media』や、アウトドア施設予約サイト『TAKIBI』の運営をおこなっています。

TAKIBI media:https://www.takibi-reservation.style/media/

TAKIBI(予約サイト):https://www.takibi-reservation.style/

※施設運営者の方でご興味ある方は下記をご覧ください。

https://www.takibi-reservation.style/serviceintroduction

※製品の掲載ご希望の方はこちら:https://www.takibi-reservation.style/media/contact/

当社アウトドアメディア「TAKIBI」は、今後もキャンプやグランピングなどのアウトドアに関する最新情報をより多くの方々へお届けするとともに、アウトドア市場の成長に貢献してまいります。

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