■2021年式 トライアンフ ストリートトリプルRSに乗ってみました

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軽くて軽快なストリートスポーツバイク

トライアンフのROADSTERSのセグメントに位置するSTREETシリーズ。水冷並列3気筒DOHC12バルブ765ccのエンジンを搭載。ROADSTERセグメントには、ほか水冷並列3気筒DOHC12バルブ1158 ccのエンジンを搭載するSPEED TRIPLEシリーズや、水冷並列3気筒DOHC12バルブ660ccのTRIDENTなどがあります。

1994年にデイトナ675のネイキッド版のストリートファイターとして登場。丸目2灯ヘッドライトが特徴的で、現在も 2灯ヘッドライト はストリート/スピードトリプルのアイデンティティになっています。

現在、デイトナがラインナップにないため、このストリート/スピードトリプルシリーズがトライアンフのスポーツモデルのアイコンとなっています。そのストリートトリプルの中でも最上位モデルがこのRSになります。

まず、跨ってみますと「軽い!」という第一印象。これは、車体が軽いということもありますが、ハンドリングが軽いというか軽快で、思うようにハンドルをコントロルできるような感じがします。同社のTRIDENTも軽かったですが、StREET TRIPLE RSの方は、ただ軽いだけじゃない軽快感があり、ハンドルを操作するのが楽しくなるバイクです。

エンジンは水冷並列3気筒DOHC12バルブ765ccはMoto2™エンジンチームによって大幅に刷新され、最高出力123PS (91kW) @ 11750rpm、最大トルク79Nm @ 9,350rpmを発生します。

バーエンドミラーを装備し、テイスト感をもたらせています。また、5つのライディングモードも採用。

メーターはシンプルなフルカラー5インチTFTディスプレイを採用。

そして、リアサスにはÖhlins製フルアジャスタブルSTX40ピギーバッグリザーバータイプRSUを装着しています。まさに、街中(ストリート)からサーキットまでスポーティな走りを楽しめるストリートバイクです。

シート高は825 mmですが、シートの前が絞り込まれていますので、足付きは良いです。視界も開けていますので、とても前が見やすいです。排気音は3気筒エンジンらしく軽やかな吹き上がりで、低速域からストレスなく回せます。とにかく「軽い!」という感じで、スラロームやカーブもクルクル、ヒラヒラと走ってくれます。

ことツーリング的には、スクリーンがないので、走行風を多く受けますし、積載するための荷掛けも少々大変かもしれません。

それでも、やっぱりバイクってスポーツなんだなぁ…と思わせてくれる、まさしく気軽に楽しく走れるバイクです。STREET TRIPLEシリーズには、RSのほかシート高が45mm低いR(LOW RIDE)や、以前にラインナップされていましたSなど、それぞれ特徴がありますが、すべて楽しく走れるバイクですので、是非、機会があれば試乗やレンタルバイクで乗られてみてはいかがでしょうか。

イメージ映像

インプレッション動画

■STREET TRIPLE RS

CARBON BLACK
\1,465,000

全幅:775mm 全高:1,085mm ホイールベース:1,405mm シート高:810mm 車両重量:188kg 乗車定員:2名 エンジン種類:水冷DOHC並列3気筒12バルブ 排気量765cc 圧縮比:12.54 最高出力(kW[PS]/rpm):123kW(91.0PS)/11,750 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):79Nm( )/9,350 燃料タンク容量:17.4L 駆動方式:チェーンドライブ 変速機形式:6速 タイヤ(前):120/70 ZR17 タイヤ(後):180/55 ZR17 ブレーキ(前):310mmダブルディスク ブレーキ(後):220mmシングルディスク

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