■佐渡島(ツーリングルート)

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日本最大の島を巡る

北方四島や沖縄本島を除くと、国内で一番大きな島の佐渡島。その面積は東京都や大阪府の半分近くもあり、島を一周する道は約200km以上で、その距離は東京~相良牧之原間とほぼ同じです。ですので、観光を含めて回りますと1日で回るのはハードですしのんびり出来ませんので、是非、海沿いに多くあるキャンプ場に泊まって、日本海の夕陽を楽しみながら周遊するのがお勧めです。メインの観光地は、南部の宿根木集落、中部の佐渡金山、北部の大野亀・二ツ亀になります。基本的にはルートは島を周遊する佐渡一周線を走るルーティングになりますが、宿泊場所やご自身の興味にあわせてアレンジしてみるのもいいかもしれません。

二ツ亀(新潟県)

総走行距離~約220km

佐渡島へは、本州から直江津~小木と、新潟~両津の航路がありますが、今回は両津港から島内に入るルートでご紹介致します。

まず、両津港に入り、日本百景の一つの加茂湖に。両津港の近くに加茂湖展望の丘があり、そこから加茂湖を望めます。

さて、佐渡島を楽しむには、基本的には海岸線沿いに海沿い(佐渡一周線)を走るのがお勧めですが、時計回りに回るか、反時計回りに回るか、好き好きや宿泊場所までの距離にもよりますが、とりあえず、海が近くに見える時計回りでのルーティングでご案内させて頂きます。

まず、加茂湖展望の丘から海沿いに向かい、佐渡一周線を東に向かいますと、最初の観光地の姫埼灯台に。日本で最古の鉄塔式灯台ということで、一見の価値ありです。

姫埼灯台より海沿いの道を少し進みますと、赤亀・風島なぎさ公園があり、赤亀岩を見ることができます。ちなみに佐渡は岩を亀に例えるのか、大野亀や二ツ亀など、亀の名が付いた岩が多いです。そして、月布施郵便局先の小路を登って行きますと、月布施棚田という限界田んぼとも言われる棚田があります。平地が少ない佐渡島は棚田が多く、海バックの好景観の岩首昇竜棚田や小倉千枚田などもあります。

海沿いの道を走り、やがて赤泊の港(御番所あり)を過ぎ、南下して行きますと、やがて小木の港に入ります。その先の海沿いに、矢島や虫谷の入江、琴浦洞窟などの観光地がありますので、是非立ち寄りたいところです。

矢島・経島~穏やかな入り江に浮かぶ小島で、平家物語や日蓮上人にまつわる史話が残りる場所でもあります。タライ舟乗船体験も出来ます。

そして、その先には佐渡島を代表する集落美を持つ宿根木集落があります。雰囲気のある狭い路地の世捨て小路や同所を代表する三角形の家の三角家など、風情ある集落には見どころも多く、ここはぜひ、ぷらっと散策したいところです。また、海岸では佐渡名物のたらい舟にも乗れますので、是非、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。ちなみに、今では数少ない千石船を見れる場所もあります。

宿根木集落 三角家

宿根木集落~江戸後期から明治初期にかけて北前船の稼業として繁栄した町で、板壁の民家100余棟が密集する町並みは往時をしのばせてくれるとともに、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選ばれています。

宿根木から西に向かいますと、ほぼ佐渡島の南端に近い場所に沢崎鼻灯台があり、そしてその先には万畳敷があります。天候や時間にもよりますが、水鏡のような綺麗な景色を見ることが出来ます。

再び、佐渡一周線で海沿いを走って行きますと、素浜海水浴場や羽茂素浜海岸などの綺麗な海水浴場を通り、やがて国道350号線に合流します。その近くの海辺には椿尾弁天岩という中ほど鳥居と祠がある岩があります。そのまま国道350号線を北上しますが、島内の幹線道路のため、車通りが多くあまり風情は望めません。途中に立岩(人面岩)なる人の顔に似た石も道沿いありますので、ちょっと止まって撮影するのも面白いかもしれません。

そして、時間があれば是非立ち寄りたいのが、その先にあります佐渡歴史伝説館で、佐渡の歴史を知ることが出来ます。何故なら、そのその伝説館の先には真野御陵(順徳天皇火葬塚)があります。承久の乱で佐渡島に配流となられました順徳上皇が1242年にご崩御された場所があり、佐渡島の深い歴史を知ることで、より旅の造詣が深くなるものと存じます。

さて、再び国道350号線を走り国府川を渡り八幡町に入り、島の北部に入ります。八幡町から島内部に入り大佐渡スカイラインを走るというルーティングもあるのですが、その名前の割には狭くて走りづらい道のため、ここはそのまま海沿いの佐渡一周線を走るルートでご案内致します。しばらく走りますと、島の名所の七浦海岸に着きます。

七浦海岸(夫婦岩)

そして、その先にはトイレもある駐車場がある春日崎があります。どちらも風情のある場所ですので、バイクを降りてぷらっと立ち寄られてみることをお勧め致します。

春日崎から少し走りますと、佐渡相川に入り、大間港跡や佐渡奉行所跡などの名所があります。

そして、佐渡島を象徴する観光地の佐渡金山跡が内陸部に入った先にあります。道中には昨今人気の北沢浮遊選鉱場跡や搗鉱場跡などの佐渡金山の施設跡を見ることが出来ます。

その先に佐渡金山跡や道遊の割戸などの佐渡の観光名所があります。特に道遊の割戸は間近で見ますと迫力があり、採掘で割れた山と言うことで人の良くをも感じ取れる場所でうので、是非、立寄って頂きたい場所です。

佐渡金山~約400年もの歴史を持つ佐渡金銀山の史跡で、人形を使って当時の採掘作業が再現されています。また、周囲には明治期以降の近代化産業遺産群が残っており、多くの観光客で賑わっています。

なお、その先は大佐渡スカイラインという峠道が続きますが、前出しましたように車線無し一車線の継ぎ目が入ったような箇所もあり、とても爽快に走れる道でもないので、ここは再び海沿いに戻り、海沿いを北に向かって進みます。道中、海沿いに、弁慶のはさみ岩や獅子岩などの奇岩もありますでの、気が向いたらちょっとバイクを止めて観光するのもいいかもしれません。そのまま佐渡一周線を走りますと、やがてこちらも佐渡島を代表する景観地の尖閣湾に到着します。

尖閣湾(あげしま展望台より)

尖閣湾~約3㎞にわたる海岸線で、ノルウェーのフィヨルドの峡尖美に似ていることから尖閣湾と名付けられました。遊覧船からもその光景を楽しめます。

景色はいいですが、入園料550円がかかります。

さて、再び佐渡一周線を北上。海沿いの道がとても爽快です。途中に波蝕甌穴群や安寿と厨子王 記念碑(安寿塚)、藻浦崎公園、影の神という岩などを通り、入崎に。キャンプ場もあり、気持ち良い岩場を楽しめます。

佐渡一周線を海沿いにそのまま走っていきますと、やがて、五段の滝を過ぎて、ヘアピンが連続する跳坂を過ぎますと、その先の大ザレ川を渡る橋から好景観を望むことが出来ます。そして、外海府海岸や舟隠し岩などを通り、やがて、大野亀に到着します。

大野亀~標高167mの一枚岩でミシュランガイドに二つ星で掲載されている佐渡島の名所です。トビシマカンゾウの日本一の大群落地でもあり、5月下旬~6月上旬には黄色い花が一面に咲き誇ります。岩の頂上まで登ることも出来ます(片道約20分)。

その大野亀の少し先には、同じくミシュランガイドの二つ星に輝いた二ツ亀があります。このあたりが佐渡周遊のクライマックスになります。

そして佐渡島のほぼ北端にあります弾埼灯台に。特に駐車スペースも無い場所ですが、映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台になったことで銅像があり、また展望台からは海が一望できます。

再び、佐渡一周線を走り北東海岸線をずっと南下して、両津港に戻ります。

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