■塩原(ツーリングルート)

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爽快路の日塩もみじラインと名湯の旅

北栃木の温泉地、塩原。紅葉でも有名な景勝地で秋は混雑&渋滞が必至ですが、日塩もみじラインは新緑時でも走りが爽快なバイク向きの楽しい道です。龍王峡や塩原渓谷などの名所もあり、走りも景観も楽しめて、もちろん名湯も楽しめる、紅葉時もいいですが意外とオフシーズンにも楽しめますツーリングルートです。

秋の塩原温泉

総走行距離:約70km

東北自動車道の宇都宮ICから日光宇都宮道路に入り、大沢ICで下ります。国道119号線、県道279号線を経由して国道121号線に入ります。日光江戸村や東部ワールドスクウェアなどの看板を見つつ、やがて鬼怒川温泉に入ります。

鬼怒川温泉自体は大きな温泉街のため、ツーリング的な見どころや湯どころは少ないのですが、最近、注目されています川沿いの廃墟群を眺め見ることが出来ますので、ご興味のある方は、鬼怒川温泉北側の国道近くにあります、滝見公園の滝見橋からその光景をみることが出来ます。

B:滝見橋から望む、鬼怒川温泉の廃墟ホテル群

そのまま国道121号線を北上しますと、景勝地の龍王峡があります(別途、龍王峡ラインという有料道路(150円)があります)。無料駐車場から遊歩道が続いていて、比較的気軽に観光しやすいスポットですので、立ち寄りお勧めです。

C:龍王峡の虹見橋より

龍王峡~鬼怒川の上流にある3kmに渡って火山岩が浸食された峡谷で、ところどころに奇岩や滝があります。虹見滝からその景観が望めます。

そして、そのまますぐ近くにあります日塩有料道路(もみじライン:600円)に入ります。龍王峡から奥塩原温泉、そして塩原温泉へと繋ぐ約27.5kmの有料道路で、その名の通り、紅葉時には道沿いが真っ赤に染まりその眺望を楽しみながら走れますが、渋滞は必至です。逆にオフシーズンは車通りが少ないですが、新緑に囲まれた爽快路で、有料道路ということで路面状況もよく、小刻みに比較的曲がりやすい中速カーブが連続して続き、バイクで走って楽しめる比較的アップダウンが少ない山岳路です。

D:日塩もみじライン

奥塩原温泉に入りますと、道沿いに煙が湧き出ています新湯爆裂噴火跡を見ることが出来ます。そこから十数分登った上部には爆裂火口噴煙展望所があり、より蒸気が噴き出す荒々しい景観を見ることが出来ます。また奥塩原温泉には、中の湯やむじなの湯といったような共同浴場があるほか、秘湯を守る会の会員宿も周辺に3軒もありますので、温泉好きであれば、是非立ち寄り湯をしたい場所でもあります。

E:奥塩原温泉 新湯爆裂噴火跡

さて、そのままもみじラインを下りますと、塩原温泉郷に入ります。大きな温泉街のため、ホテルや旅館が立ち並んでいますが、温泉街内に「湯っ歩の里」という足湯の施設があり、全長60mという足湯回廊もあり、短パンやタオルなどもレンタルが可能で、ちょっと立ち寄るのにいい湯です。

塩原渓谷

また辺りからは道沿いに塩原渓谷の美観や奇岩を楽しむことが出来ます。

F:竜化の滝

塩原温泉から国道400号線を川沿いに走りますが、もし滝好きでしたら、途中道沿いに竜化の滝駐車場があり、そこから整備された遊歩道を歩いて20分で着く竜化の滝はお勧めです。同滝までの道中には、抛雪の滝や風挙の滝などもあります。ちなみに国道400号線を進み、かま石トンネルに入らずに旧道を走りますと、ここも道沿いにいろいろな滝があり、回顧の吊橋を渡った先にあります回顧の滝観瀑展望台からは、回顧の滝を見ることが出来ます。

G:回顧の吊橋

また、そこから少し先には全長320mのもみじ谷大吊橋があり、紅葉時はとても綺麗です。

H:もみじ谷大吊橋

そのまま国道400号線を進みますと、東北自動車道の西那須野塩原ICに直結し帰路に着けますが、時間があれば、IC近くに千本松牧場という観光牧場がありますので、ソフトクリームを食べに立ち寄るのもいいかもしれません。

ちなみに、「湯っ歩の里」の後、少しタイトで狭い道ですが県道53号経由で、昨今人気のスッカン沢やおしらじの滝に立ち寄って、矢板ICから東北自動車道に入るというルートもあります。また、時間があれば、千本松牧場に着く前にあります県道30号線(横断道路)を北上して那須方面に立ち寄るとルーティングもありかと思います。

おしらじの滝

実走ガイド

那須塩原でお笑いトリップ(ヤマハ MT-09)

塩原八景(ヤマハ MT-09)

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