■2019年式 ドゥカティモンスター797+に乗ってみました。

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気軽にドゥカティの楽しさを満喫できるモデルです

ドゥカティのラインナップの中ではリーズナブルなモデルになりますが(それでも100万円超ですが)、空冷、トラスフレーム、Lツインエンジンと、鼓動とスポーティ感など、ドゥカティの美味しさを存分に楽しめるモデルです。

73psと、高出力車が多いドゥカティのモデルの中では決して高い出力ではないですが、必要にして十分。空冷L型2気筒2バルブ デスモドロミックエンジンはダッダッダッと路面を駆けるような鼓動を楽しめ、回転を上げていく際の廃棄音の音感も楽しいです。

ハンドルはややワイドで幅広な感じで、これもモンスターの特徴。もちろん、視界は見やすく、走行ラインも取りやすいです。

スタンダードのモンスター797との違いは、ビキニカウルと脱着可能のリアシートカウルが付いていること。これでSTDに対して5万円になっています。

昔のモデルはタンクがリフトアップできるようになっていて、その時のオマージュとしてストッパーを残しているのもドカらしい遊び心で嬉しいです(現在はそのような機能はありません)。軽くて足つきも良く、ひらひら感が走っていて楽しいです。やっぱりドカはスポーツだな、と感じます。

ただし、リアシートのバッグ装着性は今ひとつ…かもですね。

モンスター797諸元

全長:2,099mm 全幅799mm 全高:1,085mm ホイールベース:1,435mm シート高:805mm 車両重量:193kg 乗車定員:2名 エンジン種類:空冷L型2気筒2バルブ デスモドロミック 総排気量:803cc 圧縮比:11.0 最高出力(kW[PS]/rpm):54[73]/8,250 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):67[6.8]/5,750 燃料タンク容量:16.5L 変速機形式6速 チェーンドライブ タイヤ(前):120/70ZR17 タイヤ(後):180/55ZR17 ブレーキ(前):320mmダブルディスク ブレーキ(後):245mmシングルディスク

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